定休日・・・でした。 一口への想い。
おはようございます!
鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。
「今日は祝日の振り替えでお休みです!」
という旨のブログを書くつもりでおったのですが・・・
今後の予定を考え、
諸発注を済ませて、
仕込みをして夜になり、
気づいたら眠っておりました・・・
ブログチェックしてくださった方、ごめんなさい
なんで、休日に
発注や問い合わせに
忙しかったかというと・・・
実りの秋、
国内の新麦の収穫状況を
調べていたのです。
昨年の国産小麦があまりに不作で
使いたくても使えない品種が多く、
「来期の収穫まで待ってください・・・」
と、言われていた。
粉の品種を変更を余儀なくし、
レシピを組みなおし、
開店当初より始動予定だった
ベーカリー部も夏からはじめた。
そして気になる
この秋の収穫状況ですが・・・
やはり、今期も厳しい
というのが結論のようです。
夏があまりに厳しすぎました。
特に北海道にとって。
ということで、
また一からレシピの組直しを行い、
粉の発注をしていた昨日でした。
そして、粉の業者さんがおっしゃってました。
「春収穫分も相当厳しそうですよ・・・」
と。
つくづく思いました。
国内の農家さんも大変な中
作付けしていらっしゃるので、
「国産小麦は安定供給が難しい」
高温多湿の小麦には酷な環境で
それでも小麦を作ってくださって
すばらしい小麦を用意してくださる
農家があること。
僕はこの際だから
これまでのレシピを
すべて無しにして
今作られている
よいと思われる粉たちのために
新しいレシピ作りをしている。
安定供給・・・
僕も母の実家が農業をしていたこともあって、
自然の中で生きて、
その恵みを享受することのありがたさ、
厳しさを見てきました。
(ちなみに、なみへいは良質の外麦も使っています。
まだまだ研究中ですが、奥が深いです。)
”Patis”は、”粉”という意味。
パティシエは、”粉を操る人”
僕は、まだまだ”操る”なんてできませんが
毎日の仕込みも、材料と向き合って決めています。
例えば、たい焼きの生地は
小麦粉と水と重曹だけでできています。
基本的に計量していません。
自分の手の感覚で調整しています。
文字通り手作業です。
レシピはありませんし、
レシピに頼れないところが
伝統的な職人の作るお菓子、
といわれる由縁なのだと思います。
たい焼き職人をいつまで続けられるのですか?
そう聞かれたら、
”手の感覚が現役な限り”
僕はそう答えるでしょう。
粉の品種にあまりこだわりすぎず、
手に入るものでいい粉を選んでいます。
試作に忙しいのですが、
おかず系にはむぎゅっとしたものを、
お菓子系には香りのいいものを。
正直、複数の粉を使うのは
大変だしコストもかかります。
ベーカリーの経営者としては
効率的じゃなく、優秀じゃない、
ということになるのでしょう。
お店の経営者というより、
家庭のお母さんに近いね、
と言われてしまうことでしょうね。
しかしです。
上にも書いたとおり
本来、プロというのは
もっと操れる人でないと
いけないのだ、ということを
小麦の調達を通じて
実感しました。
今は需要が主体になって
農作物も畜産物も生産されているけど
本来、プロの食の職人は
自然の恵みのプレゼンテーションの担い手になって
あるべき自然の恵みを、
うまく使いこなして伝える・・・
つまり、レシピどおりの食材を調達、調理し
それを提供する職人を増やすのではなく
無理ない自然の恵みを
その時々に工夫して使いこなせるかどうか。
材料のブランドや製造の効率性よりも・・・
総合的にお客様に喜んでほしい
お客様に食感や香りを楽しんでもらうことを
もっと大切にしています。
なみへいのご近所さん・・・
やっと離乳食を卒業して
ママと同じものを食べはじめた子、
食べ盛りの坊主頭、
「あまり量はいただけないんだけれど・・・」
と、丁寧な前置きをくださり、
小食を楽しんでいらっしゃる世代のご夫人。
いづれのお客様にしても
その最初の一口・・・
One Bite (ひと噛み)
なみへいにとって緊張の一瞬。
そこに、ブランドも小麦の薀蓄もなにもない。
あるのは、ギリギリまで努力して作り上げたか、
真心がこもっているか。
今の時代、
材料や製法で、
いくらでもラクはできる。
作り手が、日々、どう選び、
提供していくか。
食に携わる責任を
重く、大切に受け止めている。
ということで・・・
今からピロシキのたまねぎを刻んで
お肉を炒めて!
フードプロセッサーも使わない、
なんとも手作りなメニューたちです。
たまねぎに涙を流し、
蛇口をひねると水が出ることに感謝して!
今日も作るのです!
それでは!
鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。
「今日は祝日の振り替えでお休みです!」
という旨のブログを書くつもりでおったのですが・・・
今後の予定を考え、
諸発注を済ませて、
仕込みをして夜になり、
気づいたら眠っておりました・・・
ブログチェックしてくださった方、ごめんなさい

なんで、休日に
発注や問い合わせに
忙しかったかというと・・・
実りの秋、
国内の新麦の収穫状況を
調べていたのです。
昨年の国産小麦があまりに不作で
使いたくても使えない品種が多く、
「来期の収穫まで待ってください・・・」
と、言われていた。
粉の品種を変更を余儀なくし、
レシピを組みなおし、
開店当初より始動予定だった
ベーカリー部も夏からはじめた。
そして気になる
この秋の収穫状況ですが・・・
やはり、今期も厳しい

というのが結論のようです。
夏があまりに厳しすぎました。
特に北海道にとって。
ということで、
また一からレシピの組直しを行い、
粉の発注をしていた昨日でした。
そして、粉の業者さんがおっしゃってました。
「春収穫分も相当厳しそうですよ・・・」
と。
つくづく思いました。
国内の農家さんも大変な中
作付けしていらっしゃるので、
「国産小麦は安定供給が難しい」
高温多湿の小麦には酷な環境で
それでも小麦を作ってくださって
すばらしい小麦を用意してくださる
農家があること。
僕はこの際だから
これまでのレシピを
すべて無しにして
今作られている
よいと思われる粉たちのために
新しいレシピ作りをしている。
安定供給・・・
僕も母の実家が農業をしていたこともあって、
自然の中で生きて、
その恵みを享受することのありがたさ、
厳しさを見てきました。
(ちなみに、なみへいは良質の外麦も使っています。
まだまだ研究中ですが、奥が深いです。)
”Patis”は、”粉”という意味。
パティシエは、”粉を操る人”
僕は、まだまだ”操る”なんてできませんが
毎日の仕込みも、材料と向き合って決めています。
例えば、たい焼きの生地は
小麦粉と水と重曹だけでできています。
基本的に計量していません。
自分の手の感覚で調整しています。
文字通り手作業です。
レシピはありませんし、
レシピに頼れないところが
伝統的な職人の作るお菓子、
といわれる由縁なのだと思います。
たい焼き職人をいつまで続けられるのですか?
そう聞かれたら、
”手の感覚が現役な限り”
僕はそう答えるでしょう。
粉の品種にあまりこだわりすぎず、
手に入るものでいい粉を選んでいます。
試作に忙しいのですが、
おかず系にはむぎゅっとしたものを、
お菓子系には香りのいいものを。
正直、複数の粉を使うのは
大変だしコストもかかります。
ベーカリーの経営者としては
効率的じゃなく、優秀じゃない、
ということになるのでしょう。
お店の経営者というより、
家庭のお母さんに近いね、
と言われてしまうことでしょうね。
しかしです。
上にも書いたとおり
本来、プロというのは
もっと操れる人でないと
いけないのだ、ということを
小麦の調達を通じて
実感しました。
今は需要が主体になって
農作物も畜産物も生産されているけど
本来、プロの食の職人は
自然の恵みのプレゼンテーションの担い手になって
あるべき自然の恵みを、
うまく使いこなして伝える・・・
つまり、レシピどおりの食材を調達、調理し
それを提供する職人を増やすのではなく
無理ない自然の恵みを
その時々に工夫して使いこなせるかどうか。
材料のブランドや製造の効率性よりも・・・
総合的にお客様に喜んでほしい
お客様に食感や香りを楽しんでもらうことを
もっと大切にしています。
なみへいのご近所さん・・・
やっと離乳食を卒業して
ママと同じものを食べはじめた子、
食べ盛りの坊主頭、
「あまり量はいただけないんだけれど・・・」
と、丁寧な前置きをくださり、
小食を楽しんでいらっしゃる世代のご夫人。
いづれのお客様にしても
その最初の一口・・・
One Bite (ひと噛み)
なみへいにとって緊張の一瞬。
そこに、ブランドも小麦の薀蓄もなにもない。
あるのは、ギリギリまで努力して作り上げたか、
真心がこもっているか。
今の時代、
材料や製法で、
いくらでもラクはできる。
作り手が、日々、どう選び、
提供していくか。
食に携わる責任を
重く、大切に受け止めている。
ということで・・・
今からピロシキのたまねぎを刻んで
お肉を炒めて!
フードプロセッサーも使わない、
なんとも手作りなメニューたちです。
たまねぎに涙を流し、
蛇口をひねると水が出ることに感謝して!
今日も作るのです!
それでは!
#
by taiyaki-namihei
| 2010-10-13 08:24
| なみへいコラム
|
Comments(0)
本日定休日 一年がたって・・・
おはようございます!
鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。
本日は、月曜・定休日でございます。
鎌倉・長谷の裏路地は
金木犀が香っています。
週末は天候にも恵まれ、
たくさんのご来店、ありがとうございました。
ベーカリー部門、はじめて二ヶ月ぐらいですが
徐々に認知していただき、
パンの焼きあがる12時頃は、
店内とてもにぎやかです。
「焼きピロシキに、鎌倉野菜のピザ、
洋ナシとブルーチーズのマフィンに焼きそば大盛りと
つぶしあん5匹でよろしいでしょうか?」
という、
ロシアとフランスとイタリアとアメリカと日本と・・・
各国代表、
粉ものオリンピック状態です

でも、不思議と
どれも素朴で落ち着く味なんです。
それは、どの味も、各国を代表する
ソウルフードだからかもしれません。
どんなメニューでも、なみへいで食べれば
なんかほっこり、あったまる・・・
そういう店にしていきたいなぁ・・・。
たとえ、それが冷たいかき氷であってもね。
そう、僕のことを
”かき氷のおにいちゃん”
と密かに呼ぶ、かわいい常連さんを紹介します。

すみれちゃん。
いつもママやパパと一緒に来てくれます。
この夏、本当に毎日のように通ってくれたので、
すっかり、
なみへい・僕=かき氷
と、彼女は認識してくれているようです。
とってもシャイな彼女、
はじめはなかなか
目もあわせてくれなかったのですが・・・
日をたつにつれ、段々心を開いてくれて、
とうとう、お膝の上にのってくれたのです!!
(ちなみに、お母様のお許しの下に写真を載せております。
彼女、相当照れてますが・・・仲良しです。)
すみれちゃん、いつもありがとう!
かき氷のおにいちゃん、
なみへいちゃん、
たい焼きさん、
なみへいのおじさん、
子どもたちからいろんな呼び名で呼ばれます。
2歳、3歳の子でも認識してくれて、
覚えてくれる、本当にうれしいことです。
実は、この週末は僕にとって、
非常に感慨深いアニバーサリーでした。
たまたま縁あって今の店舗物件に出会い、
すぐさま不動産屋さんに電話をして、
面接してもらったのが、ちょうど一年前の
10月最初の週末だったからです。
詳細はこのブログの初期の頃に書いておりますが・・・
http://tainamihei.exblog.jp/9336510/
改めて、この頃のブログを読むと、感無量ですね。
本当に知り合いもなく、
裸一貫でしたから。
とても不思議なことに、この週末、
この物件を管理されている、
清興不動産の石渡社長と、
(手品のプロフェッショナルでもいらっしゃいます!
この日もお客さんにコインマジックを披露してくださいました
)
すぐ裏にお住まいの大家さんが
立て続けにご来店くださいました。

これがどこだかお分かりでしょうか??
実は、3年ほど前の、
なみへいができる以前、
大家さんが経営されていらした
三河屋さんの写真です。
(googleの地図より拝借。)
地元のみなさんに愛された店舗を勇退され・・・

貸し店舗を建設。
一年前、面接のために訪れたこの場所は、
とてもはるか遠く、手が届かないように思えました。
それでも、石渡社長は僕らの話を親身に聞いてくださり、
「よくわかった!気に入った!
大家さんにはよく話しておくよ!
大丈夫だからがんばりなさい!」
と、大きな声で励ましてくださいました。
多くの立候補者の中から、
海のものとも、山のものとも知れぬ僕らを、
借主として選んでいただきました。
ちょっと想いを込め過ぎて
長くなってしまいましたが・・・・。
一年がたち、
改めて、心優しい人々との出会いと、
この町に感謝しています。
この一年、夢物語の中にいるようで、
本当にあっという間でした。
まったくなにもないところからはじまって、
元気でたい焼きが焼けること。
営むこと、営んでいけることの尊さを、
改めて実感しています。
ありがとう。
長いブログを書いているうちに
雲間から日が差してきました。
これからも、精進いたします。
よろしくお願いいたします。
鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。
本日は、月曜・定休日でございます。
鎌倉・長谷の裏路地は
金木犀が香っています。
週末は天候にも恵まれ、
たくさんのご来店、ありがとうございました。
ベーカリー部門、はじめて二ヶ月ぐらいですが
徐々に認知していただき、
パンの焼きあがる12時頃は、
店内とてもにぎやかです。
「焼きピロシキに、鎌倉野菜のピザ、
洋ナシとブルーチーズのマフィンに焼きそば大盛りと
つぶしあん5匹でよろしいでしょうか?」
という、
ロシアとフランスとイタリアとアメリカと日本と・・・
各国代表、
粉ものオリンピック状態です


でも、不思議と
どれも素朴で落ち着く味なんです。
それは、どの味も、各国を代表する
ソウルフードだからかもしれません。
どんなメニューでも、なみへいで食べれば
なんかほっこり、あったまる・・・
そういう店にしていきたいなぁ・・・。
たとえ、それが冷たいかき氷であってもね。
そう、僕のことを
”かき氷のおにいちゃん”
と密かに呼ぶ、かわいい常連さんを紹介します。

すみれちゃん。
いつもママやパパと一緒に来てくれます。
この夏、本当に毎日のように通ってくれたので、
すっかり、
なみへい・僕=かき氷
と、彼女は認識してくれているようです。
とってもシャイな彼女、
はじめはなかなか
目もあわせてくれなかったのですが・・・
日をたつにつれ、段々心を開いてくれて、
とうとう、お膝の上にのってくれたのです!!
(ちなみに、お母様のお許しの下に写真を載せております。
彼女、相当照れてますが・・・仲良しです。)
すみれちゃん、いつもありがとう!
かき氷のおにいちゃん、
なみへいちゃん、
たい焼きさん、
なみへいのおじさん、
子どもたちからいろんな呼び名で呼ばれます。
2歳、3歳の子でも認識してくれて、
覚えてくれる、本当にうれしいことです。
実は、この週末は僕にとって、
非常に感慨深いアニバーサリーでした。
たまたま縁あって今の店舗物件に出会い、
すぐさま不動産屋さんに電話をして、
面接してもらったのが、ちょうど一年前の
10月最初の週末だったからです。
詳細はこのブログの初期の頃に書いておりますが・・・
http://tainamihei.exblog.jp/9336510/
改めて、この頃のブログを読むと、感無量ですね。
本当に知り合いもなく、
裸一貫でしたから。
とても不思議なことに、この週末、
この物件を管理されている、
清興不動産の石渡社長と、
(手品のプロフェッショナルでもいらっしゃいます!
この日もお客さんにコインマジックを披露してくださいました

すぐ裏にお住まいの大家さんが
立て続けにご来店くださいました。

これがどこだかお分かりでしょうか??
実は、3年ほど前の、
なみへいができる以前、
大家さんが経営されていらした
三河屋さんの写真です。
(googleの地図より拝借。)
地元のみなさんに愛された店舗を勇退され・・・

貸し店舗を建設。
一年前、面接のために訪れたこの場所は、
とてもはるか遠く、手が届かないように思えました。
それでも、石渡社長は僕らの話を親身に聞いてくださり、
「よくわかった!気に入った!
大家さんにはよく話しておくよ!
大丈夫だからがんばりなさい!」
と、大きな声で励ましてくださいました。
多くの立候補者の中から、
海のものとも、山のものとも知れぬ僕らを、
借主として選んでいただきました。
ちょっと想いを込め過ぎて
長くなってしまいましたが・・・・。
一年がたち、
改めて、心優しい人々との出会いと、
この町に感謝しています。
この一年、夢物語の中にいるようで、
本当にあっという間でした。
まったくなにもないところからはじまって、
元気でたい焼きが焼けること。
営むこと、営んでいけることの尊さを、
改めて実感しています。
ありがとう。
長いブログを書いているうちに
雲間から日が差してきました。
これからも、精進いたします。
よろしくお願いいたします。
#
by taiyaki-namihei
| 2010-10-04 12:06
| なみへいコラム
|
Comments(0)
素敵な贈りもの・・・ありがとう。
こんばんは!
鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。
今日は定休日・・・でした。
たい焼きのハイシーズンも近く、
なにかと準備に取り組んでいたら、
更新が遅くなってしまいました。
あと数日でかき氷も終わり。
かき氷が終わったら、
今度は、なみへいアイスのヴァリエーションが
増えます。
真夏の間はかき氷が主役だったので、
アイスはシンプルなもののみを残して
控えておりました。
ちょうど、アイスの時期に秋の果物たちが出揃うから、
それらをなみへいのアイスショーケースにできるだけ
詰め込みたい・・・
春から夏に向けて
だんだん青くてさっぱりしていくのと対照的に
冬のクリスマスやバレンタインを
連想させるようなダークで、ロマンチックな
アイスまでもっていきたいと思う。
何月までなみへいアイスをやるか?
正直なところ今のところは、まだ未定。
1杯¥180の手作りアイス・・・
に、なみへい、こだわっている。
子どもさんが3人いらっしゃるご家族でも
一人ひとつずつ食べられる値段、
現実的な値段はそれぐらいだから。
それぐらいの値段でなければ
お店の手作りアイスではなく
工場生産のものを
選択せざるを得ないだろうから。
ただ、たまごアイスのように
原価がすこぶる高いものは
現在少々見直し中。
それでもちびっこたちに
おいしいシンプルな
たまごアイスを食べてもらいたいと
悩んでいる今日この頃の僕である。
ところで
僕はお客様からいろいろな形で
激励をいただく。
今日も
実は沖縄から
手紙が届いた。
消印を見たら
9/17だった。
4日を経て、鎌倉まで
届いたんだ。
奥ゆかしいですね。手紙って。
Mちゃん、どうもありがとう!!
また鎌倉においでよ!!
この連休中も
素敵なお気遣いがあった。

若い女性2人組みだった。
たい焼きをお召し上がりになったお皿のうえに
そっと置かれていた。
ありがとう。



こちらは楽しいご近所の常連さん、K夫妻が里帰りされたときに
お土産でいただいたもの。
お友達のパティシエールの方に
オーダーメイドされてたもの。
なみへいのために
スペシャルバージョンをK夫妻自らデザインしてくださった。
その次は大阪名物、サンガリアのみっくちゅじゅーちゅ。
これ以上の地域限定缶はありまへんで!
続いて3枚目は
伝説のパルピロを引きつぐ
「モンパルナスのピロシキ」
僕も一度は通販で取り寄せようとおもったのだけど
お忙しい中、わざわざ尼崎まで足を伸ばしてくれはったんですね。
想像以上にコショーが効いていて
想像以上に関西庶民の
いい味出してますねぇ・・・
僕も時間があったら
Kさんに聞いて
関西の食べ歩きをしてみたい。
Kさんは本当にいつも細やかな気遣いで
僕を励ましてくれる。
不思議とKさんがお店へいらっしゃると
店が込んでくる。
ありがとう!!
そして次の写真。
かわいいでしょ?

こちらは・・・
僕よりお菓子に詳しいプロフェッショナルな
常連のaiさんにいただいた
ブラムリーという英国生まれのクッキングアップル。
酸味が強いので通常ジャムなどにする方が多いと思いますのが
僕はどうしてもこのかわいい
外皮のグリーンを残したいので
薄くスライスして
オーブンで丁寧に空焼きして
ドライアップルにして
王冠のようにカップケーキのトッピングに
使いたいと思う。
開店一年未満にして
aiさんみたいなプロフェッショナルなかたと
お近づきになるだけでもありがたいのに。
こんなに僕的にグッと来るものを頂戴し・・・
aiさんいつもありがとう
すごいでしょ?なみへいって
みんなにこんなに愛されていて。
正直僕もうらやましい。
こちらに紹介したのは
本当にごく一例です。
みんなみんな、ありがとう。
今週もがんばるぞ!!
鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。
今日は定休日・・・でした。
たい焼きのハイシーズンも近く、
なにかと準備に取り組んでいたら、
更新が遅くなってしまいました。
あと数日でかき氷も終わり。
かき氷が終わったら、
今度は、なみへいアイスのヴァリエーションが
増えます。
真夏の間はかき氷が主役だったので、
アイスはシンプルなもののみを残して
控えておりました。
ちょうど、アイスの時期に秋の果物たちが出揃うから、
それらをなみへいのアイスショーケースにできるだけ
詰め込みたい・・・
春から夏に向けて
だんだん青くてさっぱりしていくのと対照的に
冬のクリスマスやバレンタインを
連想させるようなダークで、ロマンチックな
アイスまでもっていきたいと思う。
何月までなみへいアイスをやるか?
正直なところ今のところは、まだ未定。
1杯¥180の手作りアイス・・・
に、なみへい、こだわっている。
子どもさんが3人いらっしゃるご家族でも
一人ひとつずつ食べられる値段、
現実的な値段はそれぐらいだから。
それぐらいの値段でなければ
お店の手作りアイスではなく
工場生産のものを
選択せざるを得ないだろうから。
ただ、たまごアイスのように
原価がすこぶる高いものは
現在少々見直し中。
それでもちびっこたちに
おいしいシンプルな
たまごアイスを食べてもらいたいと
悩んでいる今日この頃の僕である。
ところで
僕はお客様からいろいろな形で
激励をいただく。
今日も
実は沖縄から
手紙が届いた。
消印を見たら
9/17だった。
4日を経て、鎌倉まで
届いたんだ。
奥ゆかしいですね。手紙って。
Mちゃん、どうもありがとう!!
また鎌倉においでよ!!
この連休中も
素敵なお気遣いがあった。

若い女性2人組みだった。
たい焼きをお召し上がりになったお皿のうえに
そっと置かれていた。
ありがとう。



こちらは楽しいご近所の常連さん、K夫妻が里帰りされたときに
お土産でいただいたもの。
お友達のパティシエールの方に
オーダーメイドされてたもの。
なみへいのために
スペシャルバージョンをK夫妻自らデザインしてくださった。
その次は大阪名物、サンガリアのみっくちゅじゅーちゅ。
これ以上の地域限定缶はありまへんで!
続いて3枚目は
伝説のパルピロを引きつぐ
「モンパルナスのピロシキ」
僕も一度は通販で取り寄せようとおもったのだけど
お忙しい中、わざわざ尼崎まで足を伸ばしてくれはったんですね。
想像以上にコショーが効いていて
想像以上に関西庶民の
いい味出してますねぇ・・・
僕も時間があったら
Kさんに聞いて
関西の食べ歩きをしてみたい。
Kさんは本当にいつも細やかな気遣いで
僕を励ましてくれる。
不思議とKさんがお店へいらっしゃると
店が込んでくる。
ありがとう!!
そして次の写真。
かわいいでしょ?

こちらは・・・
僕よりお菓子に詳しいプロフェッショナルな
常連のaiさんにいただいた
ブラムリーという英国生まれのクッキングアップル。
酸味が強いので通常ジャムなどにする方が多いと思いますのが
僕はどうしてもこのかわいい
外皮のグリーンを残したいので
薄くスライスして
オーブンで丁寧に空焼きして
ドライアップルにして
王冠のようにカップケーキのトッピングに
使いたいと思う。
開店一年未満にして
aiさんみたいなプロフェッショナルなかたと
お近づきになるだけでもありがたいのに。
こんなに僕的にグッと来るものを頂戴し・・・
aiさんいつもありがとう
すごいでしょ?なみへいって
みんなにこんなに愛されていて。
正直僕もうらやましい。
こちらに紹介したのは
本当にごく一例です。
みんなみんな、ありがとう。
今週もがんばるぞ!!
#
by taiyaki-namihei
| 2010-09-22 03:12
| なみへいコラム
|
Comments(0)
本日定休日・誕生日を前に。
おはようございます!
鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。
本日は定休日でございます。
先週は台風が通り過ぎたり、
町内のお祭りがあったりで、
夏の終わりが一気に来たような
静かで涼しい今日です。
特に、台風の日に来てくださったお客さま、
このご恩は忘れません。
励ましてくださってありがとう!
さて、先に営業カレンダーに関するご連絡です。
秋は祝日が多いですね。
来週は2日もあります!
20日(月曜・敬老の日)は営業し、
翌21(火)を振り替え休業とさせていただきます。
10/11(月曜・体育の日)も同様です。
また、9/17より、
江ノ島で開催される江のフェスのスイーツアイランドに
なみへい、参加します!
http://www.enoden.co.jp/light_house/1008ef_sweeti.html
出品品目は「江ノ電各駅停車あんぱん」
これは僕がここ数年、研究したあんこ、かわり餡を
天然酵母のみにあんぱんに込めて、
発表したいと思っています。
8種類の変わり餡を使ったミニアンパン
8個1セットで¥500という
特別価格で販売決行!
期間中の土日・祝日限定。
なみへいの参加はそのうちの10回ほど。
湘南地区のお店が代わる代わる登場するようです。
一日15セットのみ!
なみへい参加の日はこちらで告知しますね。
来週は・・・・
めでたいシルバーウイーク。
実は、僕は、9月23日うまれ。
秋分の日、ということで
ずっと休日に誕生日を過ごしてきました。
(僕の実父も同じ誕生日で・・・
生真面目なおとめ座2世代です。)
東京でお菓子修行していた頃、
祝日である誕生日こそ
最も忙しい日で、
20代前半は
誕生日の記憶というのが
ほとんどありません。
修行先のお菓子店やデパートの販売などで、
その日を過ごしましたが、
なんだか忙殺されて
印象のうすい一日だったように思います。
秋の祝日は・・・
家族で過ごすも、一人で過ごすも、
きっと、もっとゆったりとロハスに・・・
言い換えれば、
シンプルに”贅沢に”
過ごさないと、空しいんだな、
そう確信しました。
デパ地下で、
有名菓子店のお菓子を
買いまくったりするのではなく、
もっとしみじみ過ごすのが
秋の休日に合っている・・・
これが僕の
”秋の休日の過ごし方観”。
これは、僕が
鎌倉に出店しようと決意した
大きな理由のひとつ。
自分の誕生日をハッピーに過ごしたい、
誰もが来年の誕生日の日、
自分が幸せに誕生日を過ごしている
具体的なヴィジュアルをイメージできたら・・・
そう願っていることでしょう。
もし、確実にそうイメージできたら、
その人の生きるエネルギーは
とても強化されて
人生観や未来観にも、
一生トータルで見ると
すごい差が出る。
そう心底、
去年の誕生日に思いました。
「僕にとって、誕生日をハッピーに
過ごすってどういうことだろう?」
つまり、
生まれてきてよかった!
と誕生日に心から実感すること・・・
それは、僕の場合、
いろいろな人のさりげない姿を
自分とのかかわり・・というフィルタで
見れるということ。
たとえば
会社が忙しいけれども
休日、子どもたちのために
ちょっとしたハイキングを兼ねて
家族遠足を決行している
お父さん率いる家族の姿を
自分の職場で
見ることだったり・・・・
普段はお母さんとしか来れないけど、
祝日、お父さんの手を引っ張って、
自慢げに、自分の”行きつけの店”を
教えてあげる小さな子どもたちの姿を
確認することだったり・・・
自分の誕生日に
自分の仕事・職場がきっかけで
日常的な小さな幸せが
少しずつ広がってく瞬間が確認できる・・
それを垣間見る人が増えてく・・・
それを
自分の職場=ライフワーク、
確認し実感して、
うれしくなって、
安心して、
そして、一日の終わり、
誕生日をその年も終える・・・
そうできたら、どんなにいいだろう。
「ないものねだりなのかなぁ・・・」
そんな風に
去年の誕生日、
ため息をつきながら、
寝たのをよく覚えている。
そしたら、どうだろう。
ほんとに偶然から、
その直後しばらくして、
一年後の誕生日に
がんばれば、自分の理想型が
実現するかもしれぬ、
今の店舗の話が・・・
舞い込んできたのであった。
念波は通ずる、というが・・・
そういう意味で、
僕は、来週、
自分の誕生日を迎えることを
僕の誕生以来、
最も楽しみにしている。
僕はかつて
一冊の本を読んで、
色々と考えた。
その本とは、
タイトル
「いい会社をつくりましょう」
経営者として
非常に高い評価を受けていらっしゃる、
塚越寛氏の著書。
塚越氏は、かんてんぱぱブランドで
有名な伊那食品工業㈱の代表。
そのすばらしい経営理念を実際に見ようと
熱心な経営者たちが
伊那食・・・の会社見学に訪れるという。
この本は是非、
これから就職しようという方などに
読んでほしいと勧めている。
伊那・・・の本社談話室の壁には、
百年カレンダーというものが
飾ってあるのだそうだ。
100年分のカレンダーが
一枚に掲載されていて、
若い社員たちは
5年後、10年後の誕生日などを
指差して見ている、
と紹介されている。
塚越氏は、社員に、
「あなた方は今、確かに若いけど、
このカレンダーの中に命日は必ずありますよ。
いつが命日になるのか、誰にもわからない。
けれど、この中に必ずあるわけだから、
年をとっていても若くても、50歩100歩ですね。」
人生の無常を感じる人もいるでしょう。
しかし・・・
といった内容で氏は続けている。
人はいつかは死ぬ。
これが日本の、
日本人の侍魂の最も美しく、
人生を充実させる源だったはずだけど・・・
実際のところ、
塚越氏のような実行力のある
人間ばかりではない。
僕なんか
その典型だ。
だったら、手はじめに、
自分の誕生日を・・・
未来の自分の誕生日も・・・
きっと輝いていると・・・
そんな節目を絶対につくろう!
それが目標にあったから
店という具体的なカタチになって
今年こうしてなみへいがある・・・。
今年、なみへいで
そんな大切な誕生日を迎えようとしている
僕があるのは、
店を取り巻く素敵な人のふれあいが
なみへいにはあふれているからだ。
変に思われるかもしれないが
僕は、このブログを、今こうやって書いていて、
そのことが、とてもありがたく、
胸がいっぱいで、今にも泣き出しそうである。
さぁ、来週にかけて
忙しくなりそうですが
そんなわけで
心を亡くす、というこの字のようにあらず、
心を亡くさず、
今、こうやって充実して
生きていることを実感できるのは
店を通じた日々の人とのふれあい抜きには
ありえません。
何度も同じことを繰り返して恐縮なのですが・・・。
みなさん、
ありがとうございます。
今週も明日から、
精一杯つとめさせていただきますので
よろしくお願いいたします。
感謝
濱田紳吾
鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。
本日は定休日でございます。
先週は台風が通り過ぎたり、
町内のお祭りがあったりで、
夏の終わりが一気に来たような
静かで涼しい今日です。
特に、台風の日に来てくださったお客さま、
このご恩は忘れません。
励ましてくださってありがとう!
さて、先に営業カレンダーに関するご連絡です。
秋は祝日が多いですね。
来週は2日もあります!
20日(月曜・敬老の日)は営業し、
翌21(火)を振り替え休業とさせていただきます。
10/11(月曜・体育の日)も同様です。
また、9/17より、
江ノ島で開催される江のフェスのスイーツアイランドに
なみへい、参加します!
http://www.enoden.co.jp/light_house/1008ef_sweeti.html
出品品目は「江ノ電各駅停車あんぱん」
これは僕がここ数年、研究したあんこ、かわり餡を
天然酵母のみにあんぱんに込めて、
発表したいと思っています。
8種類の変わり餡を使ったミニアンパン
8個1セットで¥500という
特別価格で販売決行!
期間中の土日・祝日限定。
なみへいの参加はそのうちの10回ほど。
湘南地区のお店が代わる代わる登場するようです。
一日15セットのみ!
なみへい参加の日はこちらで告知しますね。
来週は・・・・
めでたいシルバーウイーク。
実は、僕は、9月23日うまれ。
秋分の日、ということで
ずっと休日に誕生日を過ごしてきました。
(僕の実父も同じ誕生日で・・・
生真面目なおとめ座2世代です。)
東京でお菓子修行していた頃、
祝日である誕生日こそ
最も忙しい日で、
20代前半は
誕生日の記憶というのが
ほとんどありません。
修行先のお菓子店やデパートの販売などで、
その日を過ごしましたが、
なんだか忙殺されて
印象のうすい一日だったように思います。
秋の祝日は・・・
家族で過ごすも、一人で過ごすも、
きっと、もっとゆったりとロハスに・・・
言い換えれば、
シンプルに”贅沢に”
過ごさないと、空しいんだな、
そう確信しました。
デパ地下で、
有名菓子店のお菓子を
買いまくったりするのではなく、
もっとしみじみ過ごすのが
秋の休日に合っている・・・
これが僕の
”秋の休日の過ごし方観”。
これは、僕が
鎌倉に出店しようと決意した
大きな理由のひとつ。
自分の誕生日をハッピーに過ごしたい、
誰もが来年の誕生日の日、
自分が幸せに誕生日を過ごしている
具体的なヴィジュアルをイメージできたら・・・
そう願っていることでしょう。
もし、確実にそうイメージできたら、
その人の生きるエネルギーは
とても強化されて
人生観や未来観にも、
一生トータルで見ると
すごい差が出る。
そう心底、
去年の誕生日に思いました。
「僕にとって、誕生日をハッピーに
過ごすってどういうことだろう?」
つまり、
生まれてきてよかった!
と誕生日に心から実感すること・・・
それは、僕の場合、
いろいろな人のさりげない姿を
自分とのかかわり・・というフィルタで
見れるということ。
たとえば
会社が忙しいけれども
休日、子どもたちのために
ちょっとしたハイキングを兼ねて
家族遠足を決行している
お父さん率いる家族の姿を
自分の職場で
見ることだったり・・・・
普段はお母さんとしか来れないけど、
祝日、お父さんの手を引っ張って、
自慢げに、自分の”行きつけの店”を
教えてあげる小さな子どもたちの姿を
確認することだったり・・・
自分の誕生日に
自分の仕事・職場がきっかけで
日常的な小さな幸せが
少しずつ広がってく瞬間が確認できる・・
それを垣間見る人が増えてく・・・
それを
自分の職場=ライフワーク、
確認し実感して、
うれしくなって、
安心して、
そして、一日の終わり、
誕生日をその年も終える・・・
そうできたら、どんなにいいだろう。
「ないものねだりなのかなぁ・・・」
そんな風に
去年の誕生日、
ため息をつきながら、
寝たのをよく覚えている。
そしたら、どうだろう。
ほんとに偶然から、
その直後しばらくして、
一年後の誕生日に
がんばれば、自分の理想型が
実現するかもしれぬ、
今の店舗の話が・・・
舞い込んできたのであった。
念波は通ずる、というが・・・
そういう意味で、
僕は、来週、
自分の誕生日を迎えることを
僕の誕生以来、
最も楽しみにしている。
僕はかつて
一冊の本を読んで、
色々と考えた。
その本とは、
タイトル
「いい会社をつくりましょう」
経営者として
非常に高い評価を受けていらっしゃる、
塚越寛氏の著書。
塚越氏は、かんてんぱぱブランドで
有名な伊那食品工業㈱の代表。
そのすばらしい経営理念を実際に見ようと
熱心な経営者たちが
伊那食・・・の会社見学に訪れるという。
この本は是非、
これから就職しようという方などに
読んでほしいと勧めている。
伊那・・・の本社談話室の壁には、
百年カレンダーというものが
飾ってあるのだそうだ。
100年分のカレンダーが
一枚に掲載されていて、
若い社員たちは
5年後、10年後の誕生日などを
指差して見ている、
と紹介されている。
塚越氏は、社員に、
「あなた方は今、確かに若いけど、
このカレンダーの中に命日は必ずありますよ。
いつが命日になるのか、誰にもわからない。
けれど、この中に必ずあるわけだから、
年をとっていても若くても、50歩100歩ですね。」
人生の無常を感じる人もいるでしょう。
しかし・・・
といった内容で氏は続けている。
人はいつかは死ぬ。
これが日本の、
日本人の侍魂の最も美しく、
人生を充実させる源だったはずだけど・・・
実際のところ、
塚越氏のような実行力のある
人間ばかりではない。
僕なんか
その典型だ。
だったら、手はじめに、
自分の誕生日を・・・
未来の自分の誕生日も・・・
きっと輝いていると・・・
そんな節目を絶対につくろう!
それが目標にあったから
店という具体的なカタチになって
今年こうしてなみへいがある・・・。
今年、なみへいで
そんな大切な誕生日を迎えようとしている
僕があるのは、
店を取り巻く素敵な人のふれあいが
なみへいにはあふれているからだ。
変に思われるかもしれないが
僕は、このブログを、今こうやって書いていて、
そのことが、とてもありがたく、
胸がいっぱいで、今にも泣き出しそうである。
さぁ、来週にかけて
忙しくなりそうですが
そんなわけで
心を亡くす、というこの字のようにあらず、
心を亡くさず、
今、こうやって充実して
生きていることを実感できるのは
店を通じた日々の人とのふれあい抜きには
ありえません。
何度も同じことを繰り返して恐縮なのですが・・・。
みなさん、
ありがとうございます。
今週も明日から、
精一杯つとめさせていただきますので
よろしくお願いいたします。
感謝
濱田紳吾
#
by taiyaki-namihei
| 2010-09-13 11:40
| なみへいコラム
|
Comments(0)
月曜定休。先週もありがとうございました。そして、僕の観たい映画
こんばんは!
鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。
本日、月曜日は定休日でお休みです。
いやぁ、それにしてもまだまだ暑いですね・・・
僕はいつも
個人商店経営という
天候に左右される仕事柄、
ヤフーの一年前の、
もしくは2年前の天候カレンダーを
梅雨明けまでは見ていたのですが・・・
ちなみにこれは去年の今頃の
カレンダーのページ
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/14/4610.html?c=2009&m=9
たい焼き屋にとって
秋の入り口はとても大切な時期なのです。
それが・・・
開業した年に限ってどういうこと???
なんで”観測史上初!”
というニュースを
連発されなければいけないのか・・・
これが
開業して5年くらいたっていれば
かき氷の知名度も
多少はあってくれるかも知れないだろうが・・・
そんな風に思ったりする部分も
まったくないといえば嘘になる。
しかし、
そんな逆境な部分は
「どうするべきか」
という日々の宿題・・・
人生、産まれてきて
こんなに日々の自主学習を迫られた
夏もこれまでなかった。
確かに売り上げ的には大変だったが、
日々のお客様に大変恵まれていること
そして、精神的に・・・もちろん日々の実務も
誰よりもサポートしてくれる仲間、Zigさんのおかげで
この未熟な経営者の僕も
たい焼き屋にとってこんな過酷な夏を
なんとか乗り切ろうとしている。
僕の大切な日々のお客さま・・・
今週も・・・
沖縄から湘南に遊びに来て
なみへいに金土日と連続で来てくれた
若き女性、Mちゃん。
「いつもブログをチェックしていたんですけれども・・・
沖縄も好きだけど本土に突然行きたくなるんです。
来れてうれしいです

テレビの人と会ってるみたい

と、ピュアなコメントをくれた!
なみへいの夏休みが明けるのを
心待ちにしてくださった
近所のかわいいお友達は
今週、かき氷を4杯食べてくれた

最初は照れてて伏し目がちだったけれど
何度も通って、昨日なんて別れ際に
小さなおててでバイバイしくれた

子どものお客さんだからといって
気が抜けるわけではない。
むしろ・・・
子どもはとてもストレートなので
店内にいる間中、ずっと
「おいしい!おいしい!」
とおそらく30回以上、
たい焼きを食べながら連呼してくれたりする。
だから・・・
その反対も大いにあるだろうから・・・
そう思うと小さなお客様こそ
真剣勝負の相手なのだ。
この間、うれしかったのは
5歳の男の子が
「おいしかったよ!またくるね!!」
と、僕のひざの辺りに抱きついて
ぎゅっとハグしてくれた

そしてそして、
僕の高校の応援団の先輩が、
はるばる長野から
サプライズで来てくれた!!
もう6年くらいお会いしてなかったので
心底うれしかった

それに・・・
新生児を連れたお母さんの来店が多いこと、
なみへいの自慢かなぁ。
少子化の今の時代に、
赤ちゃんを産んでくれたおかあさんたちが
その大仕事をやり遂げた直後の時期に
暑い暑い中来て下さるのだ!
酷暑の一日去りぬ・・・
夕刻6時頃、
汗だくの僕とZigさんは
店の軒先のベンチ腰掛けて、
今日はあの人が来た、
近所の小学生がこんなこと言ってた、
と、疲れながらも
心地よく夕涼みをしている。
「なみへいの一年目の夏、大変だったよね~」
と言いながら思い出す
素敵な夏の思い出を
お客様と身内から
もうこんなにプレゼントされて
苦しいながらも本当によい夏だったと
思う僕だ。
ところで
話はまったく変わるが
僕は今観たい映画がある。
いや、見なきゃいけないと
言ったほうがいいかもしれない。
映画のタイトルは
「FOOD Inc. フード・インク」
私の食の師匠の一人、
タカコナカムラさんのブログに
彼女が試写に行かれたときの
コメント日記が記載されてから
ますます行きたくなった。
僕も観てないので
紹介・おすすめしようにも
映画の具体的な内容はわかりかねるが
彼女のいきいきとしたブログ描写は
きっと参考になるだろうと思い、
以下、紹介させていただきたい。
・・・抜粋・・・
本年度アカデミーショードキュメンタリー部門ノミネート!
フード・インク
Food、Inc.
つまり「食品株式会社」というタイトルからも想像できるように、
食は、農産物も畜産物も「工業製品化」しています。
近年の50年間の食べものの変化は、
過去1万年よりも大きく変わっています。
たった50年でアメリカも日本も
素材だけでなく、食そのものが変化いや悪化してしまった。
マクドナルドにはじまった「工業フードシステム」は、
世界中、1年中、同じ味、同じ値段。
それを保つために、
野菜もビーフも「食品」
つまり作られたモノが流通していくようになった。
農産物でも、畜産物でもないのです。
一番、ショッキングだった映像は、
地平線までひろがる巨大牧場の空撮。
「ゲゲ、こ、こんなに牛を飼ってどうするの・・・」SGで合成したような映像。
そこから牛の飼育へフォーカスしていくと、劣悪な環境。
アメリカといえば、カウボーイ、
そんな風景を想い浮かべるのですが、
かつて数百あった屠畜場は、
全米で13となった。
巨大食肉企業が牛耳っているという。
糞尿まみれの牛や豚がベルトコンベアーに乗せられ
1日に何百頭も流れ作業で処理されていく。
労働者は不法労働者などが中心で、
単純作業を繰り返すのみ。
糞がついた肉もコンベアーに流れていく・・・
そんな現場から、とんでもない大腸菌が生まれる。
歪んだ食の元凶は、何でしょう?
肉食、反対~~!違います。
「コーン」とうもろこしにあり!と私はこの映画をみて強く感じました。
アメリカの農地の30%がコーン畑で。
家畜飼料として、巨大農園で遺伝子組み換え満開で作られています。
しかも政府がコーン農家には助成金を払って奨励しているつーから、不思議。
なぜ、こんなにコーンを作らなければならんのか?
私たちは、毎日、実は、コーンを食べて生活しているのです。
うっそ~~!!でしょ?
スーパーに並ぶ90%の製品に
コーンか大豆が含まれているといわれています。
つまり、これらは、
シロップやレシチンなど
食品の原料や添加物として大量に流通して、
私たちは口にしているってこと。
もともと、牛は、コーンを消化できず、
食べ続けると腸内で、
キケンな大腸菌を発生させてしまうと知り、
背筋、凍りました。
大腸菌0-157は、こうやって牛の飼育から生まれたのでした。
いやはや、猛暑のなか、ほんとに、寒くなるような内容でした。
オーガニック野菜やオーガニックチキンを選ぶということは、
自分たちの健康や美容のためだけではありません。
さまざまな苦労を乗り越えて安全なモノを作る生産者を支えていくことにつながり・・・
その生産者の畑、土を守ることにつながり・・・
そして、その土に生きる微生物や小動物を守り、水や海を守っていくことにつながります。
僕はかつて、タカコさんの主催するホールフードスクールで
大変貴重な食の勉強をさせていただいた。
「特にこれから母親になる若い女性と
これからお店を開業する経営者の卵に私のはなしを聞いてほしい」
「私は生産者の方々のイタコです。」
といつもおっしゃっていたので
あえてブログの文章をほぼそのまま
抜粋させていただきました。
僕は・・・
「いい花嫁学校はありますか?」
と、もし尋ねられたら
大変参考になる学校として
彼女の主催するホールフードスクールを
挙げたい。
もちろん、花婿学校としてもおすすめだ。
食べ物、調理法だけでなく、
ライフスタイルや社会との関わり、
すべてに責任と選択が必要な時代だから。
彼女のスクールで勉強しただけでなく・・・
日々、いろいろ食のこと・食の問題を
学ばせていただいている
いろんなソースから。
食の問題は社会問題とほぼ直結しているというよりは
社会問題のほとんどが食から来ている。
あまりに大きな問題すぎて
なみへいなんてちっぽけなお店が
これらの問題に立ち向かうために
こつこつとした選択と努力を重ねていっても
何もならないように思われるだろうが
食の問題の解決方法は
草の根運動。
お上が法律を決めて
強制されて結果的に改善する、
というのではなく
「消費者一人ひとりが・・・
自分たちで気づいて真の豊作と感謝を手に入れなさい
BE INDEPENDENT!」
改装中のNYの自由の女神も
そう望んでいるに違いない。
#
by taiyaki-namihei
| 2010-09-06 01:57
| なみへいコラム
|
Comments(0)
カテゴリ
全体なみへいについて
なみへいのたい焼きについて
なみへいコラム
パンの通販
問わず語りのたい焼きにいさん
以前の記事
2025年 04月2025年 03月
2025年 02月
2025年 01月
2024年 12月
2024年 11月
2024年 10月
2024年 09月
2024年 08月
2024年 07月
2024年 06月
2024年 05月
2024年 04月
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 06月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
フォロー中のブログ
なみへい情報
公式サイトはこちら
http://www.taiyaki-namihei.com/
月曜定休(祝日は翌日振り替え)
営業時間10:00~18:00
(7月・8月は不定期)
〒248-0016
神奈川県鎌倉市長谷1-8-10
℡0467-24-7900
江ノ島電鉄
由比ヶ浜駅徒歩3分
長谷駅徒歩5分
JR鎌倉駅より徒歩15分

詳細地図はこちらから
http://www.taiyaki-namihei.com/
月曜定休(祝日は翌日振り替え)
営業時間10:00~18:00
(7月・8月は不定期)
〒248-0016
神奈川県鎌倉市長谷1-8-10
℡0467-24-7900
江ノ島電鉄
由比ヶ浜駅徒歩3分
長谷駅徒歩5分
JR鎌倉駅より徒歩15分

詳細地図はこちらから
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
最新の記事
2025.04.21 月曜火.. |
at 2025-04-21 08:12 |
2025.04.20 今日は.. |
at 2025-04-20 05:28 |
2025.04.17 色々連.. |
at 2025-04-17 07:58 |
2025.04.14 月曜火.. |
at 2025-04-14 09:29 |
2025.04.12 花金キ.. |
at 2025-04-12 05:42 |