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鎌倉・由比ヶ浜の『みんなの駄菓子屋』なみへい。


by taiyaki-namihei

鎌倉遠足代行 ①

こんばんは。 
鎌倉 たい焼き なみへいです。

師走のお忙しい日々、
いかがお過ごしでしょうか?

年末までゆっくりお出かけできない
あなたの代わりに・・・。


今日は鎌倉の景色をお届けします。


鎌倉遠足代行 ①_a0145471_20471458.jpg

昼下がりに由比ヶ浜を望む。

僕が世界で一番好きな海岸線。
長谷寺より。
懐かしい町並みを縫って、江ノ電がトコトコ。



「長谷寺にまいりて 沖をながむれば 
          由比のみぎはに 立つは白浪」



という御詠歌があります。(長谷寺パンフレットより)

由比ヶ浜のなみ、がなみへいのなみ、です。
ここがなみへいの故郷。



鎌倉遠足代行 ①_a0145471_20544357.jpg


長谷寺の吹き寄せです。
誰の手も加えられていないのに、
この配色とバランス。

凄いね。。




そして吹き寄せの小径。

鎌倉遠足代行 ①_a0145471_20571710.jpg





鎌倉遠足代行、次回へ続きます。
# by taiyaki-namihei | 2009-12-07 21:01 | Comments(0)

紅・・・くれないの葉

こんにちは。
鎌倉 たい焼き なみへいの濱田紳吾です。

今日は日曜日なので、店舗工事はお休み。
一週間足らずでこんなに工事が進みました。
 
紅・・・くれないの葉_a0145471_17235134.jpg


↑なみへい厨房骨組み。
僕の向こうに見えるのがキッチン。
工事が終わると、カウンター越しにしか見えなくなってしまいます。
スケルトンならではの貴重な一枚です。

鎌倉へ来て、
改めて東京には
落葉樹が少ないのだな、
と思う。

人が作った都会の季節感も
刺激的で面白いが、
やはり神様が創り上げた
季節のメリハリにはかなわない,
と思う。

確かに、イチョウの木は並木を作るので、
東京にもたくさんあったが、
東京に珍しいこの真っ赤。
紅・・・くれないの葉_a0145471_17425547.jpg




まるで真冬に向かう前に、
神様が見せつけた炎のようだ。

僕が鎌倉にたい焼き屋を出したかった理由。

それは、


季節感のある軽喫茶併設の
たい焼き屋を開いて、
お客様と季節のうつろいを
ともにしたかったから。

その季節でしかいただけない
和菓子や和食どころの
和文化独特の
華やかな儚さ。


たかが、たい焼き屋、
されど、たい焼き屋。

駄菓子屋の
延長線上にある
たい焼き屋だからこそ出来る、
粋で楽しいあしらいもあると思う。

それを鎌倉らしく、総編集しながら、
メニュー構成の最終のつめで、
日々奮闘しています。

次回以降、少しずつ、このブログでも
メニューをご紹介していきます!
# by taiyaki-namihei | 2009-12-06 17:59 | なみへいについて | Comments(0)

初心

こんばんは。
たい焼き なみへい 濱田紳吾です。

オープンまであと一ヶ月、です。

そこで、今日は、なみへいの店内をご紹介しましょう。


オープンを一ヵ月後に控えたなみへいの最新情報!




今日現在の姿を初公開!







どうぞ!










初心_a0145471_2214165.jpg










どうです?









シンプルな内装でしょう?









いいえ。


空っぽなんです。







不動産用語でスケルトン。


まったくの新築・平屋です。





そもそも、長く地元で愛される酒屋さんの大家様が、
ご高齢のため引退され、建て直し、できたばかりの物件。



今日はこの物件に出会って射止めるまでのエピソードを。



観光地で交差点角地の新築物件、となれば、
当然、応募時は多数の申し込みがあったそうです。


なみへいが運よく、この物件を見つけたとき、すでに3社が立候補済み。
明日で締め切り、という日になみへいは滑り込みで名乗りを上げました。




後日談ですが、その時点でほぼ、3社のうちの都内老舗の和菓子屋さんに
お貸しする予定で決まりかけていたようです。
(お名前は存じ上げませんが、都内・首都圏にも広く支店を持たれる、超有名店とのこと・・・。)

しかし、我らなみへいは、

「どうしても大好きな街、鎌倉に出店したい!」

「鎌倉に訪れた観光客・外国人の方へも一丁焼きのたい焼き文化を!」



とプレゼン。



なみへい?新規出店?一丁焼き?




という、どこの馬の骨かわからないダークホースである僕ら。



正直、半ば難しいだろう、と
あきらめかけていたプレゼンの帰り道。
今年の10月前半でした。





それでも、実績もあり、安定的であるはずの3社を諦めてでも、
大家さんと不動産屋さんは、なみへいに託してくださいました。。。



奇跡です。





選出理由はただひとつ。


「鎌倉を盛り上げてくれる、まじめで、元気な人に店を使ってほしい」




その大家さんの心意気だけで、僕らは幸運にもこうしてたい焼き店を出そうとしています。


学生時代から何度も訪れた鎌倉の、大好きな長谷寺の下でたい焼き屋を出せる。。



なんと幸福なことでしょう!




それから急ピッチで準備です。
年末オープンに向けて、内装を何度も何度も煮詰めて、
保健所に行って、業者の方とコンタクトをとって。
協力して下さる方の賛同を募って。

つい先週まで勤めていた
修行先にもなにかと無理をいいましたが、
送り出してくださって本当に感謝しています。


そうして、今日です。
内装工事、明日からなんです。
なんと、飲食店用に建築されていないので、
いろいろと大変です。(ガスがひかれてない、など!)

物件が決まってから、まだひとつき。
いろいろな方の支えで今日まで来ました。

お店は、鎌倉の町から、大家さんから、お預かりしただけだと真剣に考えています。

(一攫千金狙うなら、手間のかかる一丁焼きを選びませんよね。。)

なみへいは、初心を忘れることなく、一つ一つ、丁寧に積み重ねて
大きくなっていこうと思います。

今は空っぽのなみへい店内が、
一年後は思い出でいっぱいになっていますように。


# by taiyaki-namihei | 2009-11-30 22:54 | なみへいについて | Comments(2)

鎌倉のたい焼き屋であること

こんばんは。たい焼き なみへい 濱田紳吾です。

どうして鎌倉の長谷・由比ヶ浜にたい焼き屋を出店したのか?




それは・・・

日本を代表する古都鎌倉に、本格的なたい焼き屋、
つまり一丁焼きのたい焼きがない、
そのことがとても哀しい・・・
そう思い続けていました。


かつては数百店舗もあったという
手焼きたい焼き店の数自体が激減しており
今では全国でも数十店舗、
それは仕方ないことなのかもしれません。


しかし、日本の古都として
全国から、また海外から
多くの方々を迎える町に
伝統の、そして正統派なものがないのは
日本人として、そして
お菓子という文化を学んだ者として、
なんとかせねば・・・






そして、僕は鎌倉らしいたい焼きを焼こうと思う。


誰もが知っている有名店がフランチャイズを出す、
そんな店が鎌倉にも増えているように思う。


”それでは鎌倉に来る面白みが欠けるよ”


そんなふうに言われるのは
誇り高き鎌倉人にとっても本意ではないはず。




僕は鎌倉らしい、由比ヶ浜らしいたい焼きを焼くために
屋号を”なみへい”と名づけた。
# by taiyaki-namihei | 2009-11-30 01:28 | なみへいについて | Comments(0)

たい焼き100年目。

こんにちは。『たい焼き なみへい』の濱田紳吾です。

2回目の日記になりました。
なみへい誕生までのお話を少しずつ。


なみへいは、
2009年12/31プレオープン、
2010年1/1本格始動の予定です。

なぜ、この日を選んだか?

それは、1909年にたい焼きが生まれて、今年が100周年の記念すべき年だからです。



★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
ちょうど100年前、明治42年に浪花家の初代・神戸清次郎氏が今川焼き屋を始めようと考えた。

「丸いだけじゃ面白くない・・・。」

模索した清次郎氏。
元々、関西の銀行家の生まれで、慶応大学に学んだ知的な方だったと聞いています。
歌や踊りを好んだ風流人であった彼こそがたい焼きの考案者。

「そうだ、どんな貧乏人でも1銭で尾頭付きの鯛が買えたら、めでたいんじゃないか?」

そう考えた清次郎氏は、縁起物の鯛の形をした鋳型で、たい焼き浪花家を創業。

大ヒット商品となり、戦前は都内に150店舗も支店ができるほど広く愛されるお菓子となった。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
(以上、僕が浪花家総本店の3代目、神戸守一氏から直接伺った話です。転用厳禁でお願いします。)

僕はこの話を聞いて、「なんて粋でロマンがあるんだろう!」と感動しました。
ほれ込みました。

当時の僕は、フランス菓子の現場で働くパティシエ見習い。
朝から晩までお客さまのいないラボで働きづめ。
接客が好きで、人に喜んでもらうことがなにより楽しみな性分なので、
果たしてこのままでよいものか?と思い悩んでいた時でした。

「よし、自分で製造・接客・販売、お客様と会話もできるたい焼きをやってみよう!」
と一念発起。
運よく、本当に運よく、たい焼き元祖の浪花家総本店に勤めることができました。

たい焼き100年目。_a0145471_19304566.jpg


だからこそ、この記念すべき100年目の最後の日に、なんとかオープンさせたいのです。
そして、101年目も、それから先も、たい焼き文化が続きますように、というわけです。


# by taiyaki-namihei | 2009-11-28 19:27 | なみへいについて | Comments(0)

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