あったかいたい焼きを あなたに。


by taiyaki-namihei

プロフィールを見る
画像一覧

急に寒くなった雨の日に。 鎌倉でお店をやること。改めて想う。

おはようございます。

メニューの前に・・・。

秋になって思うことを綴りました。




鎌倉、秋になって修学旅行シーズンです!

外国人のバックパッカーも、震災後は少なかったですが、

だいぶ戻ってきたのではないでしょうか?


鎌倉世界遺産登録に向けて、

地元鎌倉でも賛否両論あるようですが・・・。




鎌倉は、先祖代々から地元に住んでらっしゃる地元組、

僕らのように、この土地に憧れて移住する流入組の

大きく分けて2つのグループがあります。



みんな共通して持っている想いは、


「鎌倉が好き!」


ということだと思います。



2年前、まったく知り合いもないまま開店した僕らを、

この町の方々はあたたかく見守り、勇気づけ、

「がんばってね!」と、励まし、通ってくださいました。




”鎌倉を盛り上げるためにたい焼き屋をやりたいんです”

と、お借りしたなみへい物件。




その初心を忘れることなく、

”アンチ・観光地価格”でやってきたつもりです。



今では、地元の方がお食事に、お3時に、お土産に利用してくださり、

「噂を聞いて・・・」と、遠方からはるばるお越しくださる方も、

もちろん、通りがかりで楽しんでくださる方も・・・。




娘のえれなにいつも言っています。


「いいか、我が家は、近所のおばあちゃんの年金や、

 お前の同級生の貴重なお小遣いで生活させてもらってるんだからな!」


開店前、自己資金わずか、借り入れもギリギリで

100円玉の商売をはじめることへの恐れは大いにありましたが、

日々のお客様のお言葉に、ただただ励まされるばかりです。






それでも、

開店直後は、いろいろな声が耳に入ってきました。


特に、僕が一番傷つき、むなしく思うのは、

ネット上の書き込みです。


幸か不幸か、

今は誰もが自分の思いを世の中に発表できる時代。


すべての自営業者は、批判の対象に自動的にさらされてしまうことは、

時に非常に残酷でもあります。



瑣末な意見にはまったく動じないよう

がんばるなみへいです。



やはり、そういう心無い書き込みは、誰も得しないどころか、

その方の品性を下げるもの。


なみへいも、日々こうして発信していく以上、

誰かが嫌な気持ちになったり、批判的になったりしていないか!?


非常に敏感に書いているつもりです。



開店してしばらくのこと。

ヘトヘトになって帰ってきたある夜。



「・・・あの店は、修学旅行生や外国人観光客相手に若いお兄ちゃんが

 愛想よくやってる、流行に乗った観光地商売だ・・・

 あんなの、たい焼き屋じゃないよ・・・」



という書き込みを目にしました。




笑止! ですね。



こういう書きこみは、極々一部で、

ほとんどが節度ある、あたたかいもので、

励まされることが大半なのですが・・・。



その方の考えてらっしゃる思惑なんて、

なみへいの日々を少しでも素直な目で見ていただければ、

大外れだってことがすぐにわかると思うんですけどね・・・。




鎌倉で商売をすること、

世間のみなさんが思うより大変です!

むしろ、難しいこともあると思います!




修学旅行生、外国人観光客・・・

その方々すべて、人生の尊い一瞬を

日常をストップさせて鎌倉まで

わざわざお出ましくださっているのです。



逆に、僕は日々想います。


鎌倉は、この日本国の貴重な税金を

たくさん頂き、落としてもらっている・・・。


だって、義務教育の修学旅行のお金ですよ!?


もっともっと、鎌倉の店の店主たち一人ひとりが

それを自覚して、


「鎌倉の店で過ごした時間を生涯の土産に」


お持ち帰りいただけるように努力するべきだと思うし・・・。


それに居ながらにして

日本中の人と、そして、世界中の人と

袖触れ合えるのは、鎌倉の店ならではだろう。





だから、僕は必ず聞くようにしている。

そのお客さんが話したそうにしたときは。


「どちらからいらしたんですか・・・。」

「どっから来たの?」

「Where do you come from?」


だから、

旅のお立ち寄り大歓迎!





ご来店のきっかけは何であろうと、

なみへいとシェアしてくださった時間は尊いものです!!



たい焼きは縁起物!



そんなせせこましいことはビタイチ気にしておりません。





先週は、埼玉県八潮市の小学生がいっぱい来てくれた。


ガイドブックで、自分たちでも買えそうな、

楽しそうなお店を探して、来てくれたんです!

(ココ、結構ポイント!案外、ないんですよね。集団で入れるお店と、
 手ごろお値打ちな値段と。そして、鎌倉にしかないお店。)



みんな、ワイワイと店先でピロシキにドーナツにたい焼きに食べてくれて・・・


「八潮にもこういう店があったらいいのに・・・」

「家族ときたらみんなで食べる!絶対!」


子どもたちの声は、本当にストレート。

映画のシーンを見ているような、

そんな感慨を受けました。



ガイドブック、テレビ、露出することで、

こういう出会いがあること、とても嬉しく感じます。





修学旅行生とは、特になるべく話をするようにしてます。


昨日、印象的だった出会い・・・。



「どっから来たの?」

「福島県いわき市です!」

「そうか・・・よく来たな!」


よく来てくれたね、みんな。

ありがとう。



雨にぬれた、男女6人組みの中学生は、

寒い寒いと、店内でピザやスープやたい焼きを、

それはそれはありがたそうに、

食べてくれました・・・。



「明日はどこいくの?」

「ディズニーランド行って帰ります!」

「そうか!おなかいっぱい食べて、楽しんでおいで!」


ちょうど、放射能の件をブログに書いたばかり。



中学生の彼らは、生活する場所も、

食べるものも選べず、

今おかれている状況もすべては把握できてはいないでしょう。



「これさ、ちょっと欠けたからみんなで食べなよ!」


僕は、焼きたての栗あんのたい焼きを少しずつだけど彼らにあげました。


「超あつい!!でもおいしい!」

「すいません、このたい焼きもう一匹、買います!」




災害ボランティアには、時間が許さず、

残念ながらいけない僕ですが・・・。


鎌倉にお店が在ることで

僕にしかできない”がんばれ”ができた!


そう思うと、

無性に嬉しかった。


きっと、店のスタッフもそうだろう・・・。


そう思って、

キッチンの方の彼らに視線を向ける。




そういう気持ちでいると、

観光地だとか、修学旅行生だとか、

メニューが多すぎて何屋さんと言い難い、とか、

他の店と比べてどうだとか・・・。



そういうことは・・・


本当に小さな小さなことで、

僕は目の前のあなたのために、

まっすぐな気持ちでやっていくしかないなぁ、

と改めて思うのです。



鎌倉が好きだからネ!



折角の鎌倉での出会いが、

少しでも素敵で、この町を好きになってくれたらいいな。




「なみへいさんはどこへ向かっているの?」

と、尋ねられることがあります。


「屋号の通り!鎌倉・由比ガ浜から発信する平和活動です!」



僕は胸を張って応えます。
[PR]
# by taiyaki-namihei | 2011-10-06 06:55 | なみへいコラム | Comments(0)

幸せな誕生日ウィークをありがとう! 今年の氷大賞発表!

おはようございます!


鎌倉 一丁焼きなみへい 濱田紳吾です。


本日は月曜・定休日でございます。


シルバーウィークが終わりました・・・。

「・・・。」


「疲れた~~。」


昨晩は爆睡しました。

9月後半、

なみへい歳時記にとって、

一年で一番商品カテゴリの多い時期。


熱々のたい焼きから

揚げたてドーナツ、

焼きたてのほかほかピロシキ、

冷製スープ、

ピザにフォカッチャに

日替わりのおかずたっぷりランチや玄米・・・


そして、

野菜や果物をピールするところから作り上げる

自家製のアイスやかき氷。


その説明に書き収まらない、

プチパンやおつまみの惣菜なども

あるのだから。



シルバーウィークは、

平日が中数日あるとはいっても、

ソース作りやこの果物の下処理などで

確実に朝の5時から21時まで・・・

この間は最低、店にいる。


そして、

家に帰れば、

音の出ない皮むきや、計量、

ブログの下書きなど。


なみへいは住宅街にあるので

極力、音やにおいに配慮しているが、

僕の誕生記念の牛すじカレーをつくるために

どうしても玉ねぎを炒め続けなければいけなかった23日。

(大家さん、ごめんなさい。)


おかげさまで、

無事に終えることができ、

大変、ほっとしております。



特に、昨日で終了したかき氷。

台風を境に、秋の空気に切り替わり、

”連休はだいぶ氷のオーダーも減るかなぁ・・・。”

と弱気でした。


昨日なんて、

僕が出勤した5時頃は、

寒すぎて、とてもとても、

氷を食べたくなるムードじゃなかったんです。


しかし、しかし。


いざ、開店してみると、



「間に合ってよかった!!」


「今日で終わりだもんね!?」


と、予想をはるかに上回るご来店をいただき、

疲れきった僕も、感無量でございました007.gif003.gif









なみへいのかき氷イメージガール2011を務めてくれた、

かわいい常連さん、Mちゃん。


a0145471_9553288.jpg



すっかり成長して、

半年前のMちゃんと違うMちゃんが

今では来てくれる・・・。


いいお嬢ちゃんになったね!


氷、フォトジェニック賞は、間違いなくMちゃんです!!








今年も、たくさんのちびっ子たちが

なみへいの氷を食べてくれた。











今年の氷大賞・・・発表します。

今シーズン、一番、なみへいの氷をご愛顧してくれた常連さんは・・・



我が家のお隣さん、

1歳4ヶ月のKちゃんに決定!


Kちゃんは、

お母さんのお昼ご飯を食べ終わると、

お母さんの手を引いて、

よちよち歩きで来てくれる。


産まれてはじめての

”お初氷”も、なみへいでデビューしてくれて、

それ以来、毎日のようにお出かけしてくれた

僕の大好きな常連さんです。



「風邪で喉を痛めて、昨日からなにも食べられないんですよ・・・。」


やさしいお母さんが弱ったKちゃんを連れてきたときも、

彼女は果汁たっぷりの氷を少々と

もちもちベーグルだけは食べてくれた。


彼女がその記憶をどこまで覚えてくれているか、

わからないけれど・・・。


こうやって、

多くの子どもの成長を見守ることは、

この少子化の日本にあって、

とても大切だと思うし、

見守れて幸せだと思う。



食べ物は、こんなにも

子どもの成長に直接関わっているんだと、

店を始めてから、改めて思い知らされる。


そんなこともあって、

食べ物を作ることにより責任感を感じるようになった。







いい誕生日ウィークでした。

みなさん、ありがとう!


ちなみに、僕は23日の午前2時ちょっと前に産まれました。


先日、写真を載せた花束も

その真夜中の瞬間に、パートナーが手渡してくれた。


真夜中に、

真っ白なブーケがまぶしかった。


「白ってこんなに白だったんだね。」

そう思いながら、しばらくブーケをぼーっと眺めていた。



そして・・・

おもむろに再生した、僕の大好きな曲。



金欠で、ずーっと贅沢をしなかった僕ですが

自分への誕生日プレゼントにCDを買ったのです。




ロック少年だった10代。

朝から晩まで

お菓子を作る人になるとは思いもしなかったなぁ。


こんなやさしい歌に気付いて、

心動かされ、なんとも心地いい。






秋のなみへいに向けて、

今日も休養とメンテナンスを・・・。


あったかい食べものを皆様にご用意するために。




それでは!
[PR]
# by taiyaki-namihei | 2011-09-26 10:23 | なみへいコラム | Comments(0)

★保存版☆ ”なみへいができるまで。”

おはようございます!


鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。


本日、9月21日の水曜日は、

機器メンテナンスと荒天のため、臨時休業とさせていただきます。

明日は元気に営業いたします!はなこさん!





もうすぐ僕の誕生日。

なみへいという店舗に出会えたのも、

2年前の10月一週目の金曜日。




夏の気配が遠ざかって、

秋がはじまる風が吹くと、

あらためて、この町でたい焼き屋さんになれたことに

ひとつの奇跡を感じます。



最近、なみへいを知っていただいた方から、

よく質問を受けます。



Q「なぜ、なみへいって屋号なんですか?」


A「由比ガ浜の波が平和に長く続きますように、って意味です。
  磯野家とは、直接関係ありませんヨ!」




Q「なぜ、鎌倉でお店を出したんですか?」


A「長谷寺の観音様から、鎌倉を盛り上げるように、呼ばれたんですヨ!」





Q「ところで、お兄さん、日本語上手だけど、どこの国の人?」


A「鹿児島出身の日本人ですから!!」





日々、忙しく過ごしておりますと、

僕のパスポートを提示するどころか、

細かい説明もできないことが多く、

もどかしく思っておりました。



折角のお休みなので、

最近、なみへいのことを知っていただいた方のためにも

また、未来に、なみへいを知っていただくあなたへ、

なみへいの手引きとなりますよう、

今一度、その誕生エピソードを。




長文です。









「いつか、この町に住んでみたい・・・」






そう思ったのは、

初めて長谷寺に参拝した2006年の5月。

僕が21歳のときです。



a0145471_6544219.jpg



江ノ電の走るのどかな町並み。

こんもりした山から聞こえる鳥のさえずり。

展望台から眺めた、由比ガ浜の海岸線。



観光の方で周りは溢れている中、

その景色を見た瞬間、

僕は金縛りにあって、

自然と涙が流れてきたのです。




それは、遠く離れた故郷、鹿児島の風景を思い出したのか、

なにか、懐かしく、あたたかいものを感じたのか・・・。


後にも先にも、

そんな経験はないのですが、

その思い出は非常に強烈でした。




当時、(いちおう)経営学を専攻する大学生だった僕にとって、

”いつかは・・・”

という憧れの場所だったのです。





その後、

大学を卒業し、

アパレルや芸能関係の仕事から

まったく畑違いの飲食業界に飛び込み、

天然酵母のパンや、

不器用ながらフランス菓子の現場も体験しました。



あるとき、

フランス菓子の現場で、

大チョンボをやらかした僕。


「あなた、仕事向いてないから、辞めたほうがいいんじゃない?」


経営者に、正面きってそう告げられた僕は、

心底悩んで退職し、

真剣に将来を模索しました。


そこで出会ったのが、たい焼きです。






・・・このペースで書いていると、

日が暮れてしまいそうなので

過去の日記を貼り付けます。




お時間が許せば、ご覧ください。




たい焼きの歴史について


http://tainamihei.exblog.jp/9322688/




なみへい物件を見つけて、取得するまで

http://tainamihei.exblog.jp/9336510/




なみへいの初心。熱い日記です。


http://tainamihei.exblog.jp/9519211/








今の物件に出会えたきっかけっていうのが、

また、非常に奇縁でした・・・。





僕のパートナーは、

直感と集中力が勝負の人間で、



まったく知り合いも、ツテもなく、

僕もまだまだ修行の身だし、

お金もまったくなく、

独立なんて、

まだまだ先の話だと思っていた

2009年の10月はじめ。




「・・・鎌倉の不動産屋、調べなくては!」



突然、そういう衝動に駆られた彼女は、


「鎌倉 不動産屋」


で、ネット検索。


鎌倉の不動産屋さんが7・8件ヒット。




はじめて調べるので、心当たりもまったくなかったわけですが、

下から二番目に出てきた、

S不動産屋さんの名前だけ、



「光って見えた」(本人談)



というのです。



そこで、

衝動的に電話をかけ、



「鎌倉で貸し店舗を探しているのですが・・・」




「明日で募集締め切りの物件がひとつだけありますけど・・・
申し込みが3件も入ってますからねぇ。」



「今から飛んでいきますので、是非、見せてください!」



そういって、

彼女はそのまま電車に乗って鎌倉に出て、

物件に一目ぼれして。


「絶対、見逃せない物件だから、明日、面接お願いしたから!」


仕事から帰った僕に、

彼女はそう、興奮して教えてくれた・・・。



そこからは上記のブログにあるとおりです。





改めて、その不思議なご縁と、

彼女の直感と行動力のすごさに感謝しています。



嘘みたいな、ホントの、本当の話です。



あれから2年。



”由比ガ浜の波が平和に長く続きますように”

と由来するなみへいは、

皆様に、日々、支えられております。







長くなりましたが、

最後におひとつ。





なみへいのすぐ裏に住んでいる、

Kのすけというイガグリ頭の男の子の話。


何度か、このブログにも登場しているナイスガイです。



Kのすけは、

僕のことを

「おじさん!」

と呼んだ最初の男です。


それ以来、僕は小学生の間で、

「たい焼き屋のおじさん」

と呼ばれるようになりました。





登校するときも、下校するときも、

サッカーに行くときも、

「おじさん!行って来るね!」

と元気に走っていく姿を、

僕は目を細めて見送るんです。





先週末、

Kのすけが、彼の友達を連れてきてくれました。



一丁焼のたい焼きを焼く姿を

はじめて見るその友達は、


「すげえすげえ!かっこいい!」


と、大興奮。

それを見たKのすけは、



「そうだろ!かっこいいだろ!

おじさんは俺の友達なんだぜ!


なみへいが出来たときから俺は知ってるんだぜ!

かき氷だってうまいんだぜ!」




たい焼きを食べるのも忘れて、

Kのすけは自分のことのように自慢してくれました。




あの日見た景色の中で、

今日も暮らせること。


秋になると、

改めて万感の思いです。


誰一人知り合いもいなかったこの町、

今ではどこを歩いても挨拶を交わせるほどに

僕が住む町になりました。




子どもたちの未来が、

どうか輝いて、

鎌倉が、

これからもずーーっと、

素敵で平和でありますように。




たい焼き なみへい 

濱田紳吾
[PR]
# by taiyaki-namihei | 2011-09-21 07:47 | なみへいコラム | Comments(0)

明日、水曜日も荒天と機材メンテナンスのため休業です。 新・氷情報

おはようございます。


鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。


本日は振り替え休業をいただいております。


また、大変申し訳ございませんが、


明日の21日(水)も、臨時休業とさせていただきます。


理由は二点

①台風通過の予報で、開け放した構造の店に雨風が振り込んでしまう

②たい焼きの焼き台が若干不調のため、メンテナスの予定

です。


突然の休業、申し訳ございません。

木曜日より再開いたします。

よろしくお願いいたします。




さて。

なみへいかき氷のシーズンも、

残すところあと4日となってしまいました。


さよなら夏の日!


今年のかき氷は、

まるで”普通の氷”が合言葉のように、

比較的アグレッシブだった昨年に比べて、

ちょっと日常使い過ぎた、という反省が少々。


過剰に自粛してしまったかな、

と作り手の僕の中では少々寂しさが残るので。

最後に、マニアックな氷を

”なみへいの氷のファン”といってくださる方に

(具体的にはこのブログを見てくださって、
定期的に氷を召し上がってくださるあなたです!)

に、2011年・夏・シーズン終了限定レア氷を、

この4日、用意したいと思います。

その中から、今日は1つ、ご紹介を。



クラシックなインドネシアの氷。

エル・カチャン(Es kacang)の

実にクラシックなスタイルで。

Es kacangは、ジャワの人々が

ソウルフードとするかき氷です。


インドネシアにも、シロップ式の氷や、

バリ島などで多い

フルーツたっぷりのトロピカル氷などもあるのですが

僕がお勧めしたいのは

この、特徴あるチョコレート味の

エル・カチャン。


現地流に、小粒で歯ごたえのある

あっさり目の金時豆をシナモン・クローブ・黒糖・ココナッツシュガーで

パンチ力ある味に煮込み、スパイシーに仕上げました。


添えてある具は、シンプルにこれだけ。


ここがポイントなのです!


そして、シロップは、

内側にあっさりココナッツミルク、

そして・・・

上から思いっきりチョコレート練乳をかけて

いただきます!


スパイシーな豆とチョコレート練乳と

内からじわっとほのかなココナッツミルクと・・・


この三位一体が、まさにホーリー・トリニティ!


僕は、これをインドネシアの方から

直々に教わったのですが、

日本では、まだほとんど紹介されていなくて、

ぜひ、意外に人口の多い大国、インドネシアの

文化に触れていただければ、という思いで、

僕もアジアピープルの一員として、

紹介させていただきます。



インドネシアは、2億3千万人もの人が暮らす、

世界第4位の大国なのです。


なのに、

日本ではなかなか、その食文化に

触れる機会がありません。


そんな中で、

約3年前まで、インドネシアの味を紹介する

貴重なお店が新橋にあったのです。


インドネシア・ラヤ

2008年12月、50年の歴史に幕を降ろした名店です。

a0145471_9494637.jpg


東京にも、かに道楽のかにや、

食い倒れ人形に匹敵するようなインパクト大な

ランドマークが個性的な時代があったのです。


なみへいは、

古都鎌倉、という立地のため、

泣く泣く、こういう外装はあきらめましたが、

こういう町の象徴というか、

”遺産”というのは、

尊い!


僕もいつか、あのお面の店に行こう、

と思っていたが、

気がついたらもう閉店されてしまった後だった。


一度でいいから行っておけばよかったと思う。


グレイアヤム(グレイはココナッツミルクベースのカレー、アヤムは鶏の意 
         つまり、鶏のココナッツミルクカレー)

などはさりげなく名品と言われていた。



開店当時から値段を変えず、

50年間も営業され続けた、

東京エスニック史上に残るレストランだろう。


その功労は計り知れないものがある。

が、

インドネシアラヤが閉店してしまって以降

ほかのエスニック料理店に比べ、

インドネシア=バリ島くらいしか連想しない

日本で、インドネシア料理を紹介する難しさから

インドネシアの味はあまり知られていない。


しかし、

他のアジア人に比べ、ものすごくチョコ味が好きだったり、

ココナッツミルク味が好きだったり、

(たとえば、朝のトーストにインドネシア人はこのチョコ練乳ソースと
ココナッツミルクから作られた、カヤジャムをたっぷりと塗る)

お子様風味も大好きな僕など、

なぜかはまってしまう食文化なのだ。



こういった各国の食文化への興味は

この超円高時代、

きっと将来どこかで役に立つと思っているから

近所の子どもたちにも

オーソドックスな日本の氷を食べてもらいたいと思う一方で

ぜひ、試してほしい・・・


将来、国際人になるために

本当の海外のよさを、

食文化を通じて文化交流してほしいな、と

若きなみへいのおじさんである僕は

真剣に思っている。
[PR]
# by taiyaki-namihei | 2011-09-20 10:09 | なみへいコラム | Comments(0)

祭りの後。

おはようございます!

鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。


本日は月曜・定休日でございます。


ちょうど一週間前は近くの内科にかかってました・・・。

39度の熱があったので、しばらく休まなくてはいけないかなぁ、

と憂鬱に思っていましたが、

無事に一週間終えられて、

また、健康を取り戻せて、ほっとしております。


心配してお声掛けいただいた皆様、ありがとうございます。


健康って、失って初めてその有難さがわかりますね・・・。


ありがとう、健康。

a0145471_8513665.jpg



残暑厳しい9月。

なみへいの軒先には、レトロな氷のれんが登場しました。

玉のれん、ってやつで、大きく「氷」と。

見えますか?


僕はこれをたまたま発見して入手して、

そのレアでレトロな佇まいに興奮したものですが、

近所のおばちゃんから、

「あらぁ、久しぶりに見た!昔はどこの縁日の氷屋さんもこういうのだったワ!」

と言われました・・・。



なみへいの店内は、

そういう「昔あったよネ!」

系のエッセンスがたくさん散りばめてあるわけですが、

どうしてそういう大正・昭和を軽んじて、

無機質なインテリアになってしまったんでしょうね・・・。


この手回しかき氷機も、のれんも、

色や形も不ぞろいだったり、

気合が入りすぎてド派手だったり、

でも、そこに作り手が見える感じがカワイイですよね。








先週はなみへいも属する、長谷の町内のお祭りでした。


神社では、木曜・金曜と夜店が出て、盆踊りがあり、

土曜・日曜は町内を神輿が練り歩く。


準備・設営・交通整理・子供たちのお菓子の準備などなど

すべてを町内会の大人たちで運営するこのお祭り。


僕は日常業務に終われ、

縁日の出店の手伝いを、なみへいを少し早く切り上げて手伝うくらいで

そのほとんどに参加できず、申し訳ない気持ちですが、

微力ながら、子ども神輿を担いでくれた子どもたちに、

お疲れ様のたい焼きクーポンを配ることにしている。



a0145471_913094.jpg




a0145471_91177.jpg






なんの利害関係もなく、

純粋に、町と歴史と子どもたちのために汗だくになる

商店街の大人の皆様、本当に尊敬します。


みんな、この町で生まれ、子ども神輿を担ぎ、

大人になってそれを引率する側に回り・・・。



地方出身でありながら、

転勤族で、育った町も新興住宅街だった僕は、

この町の当たり前が、一つ一つ目新しい。




「鎌倉は、小さな村の集まりだから。」


不動産契約するときに、

そう言われたことを覚えている。


村の人々が力を合わせて、なにかに取り組む。

何百年も続けてきたことなんだ。



文化や伝統って、目に見えづらかったり、

形骸化されがちです。



鎌倉は世界遺産になろうとしているような

観光名所であり、ガイドブックもたくさんあるけれど、

その魅力は、住んで、生活して、

人と触れ合うことで、より深みをますのではないでしょうか。


子どもたちの思い出作りと、

この町の盛り上がりに少しでも力になれれば、

改めてそう思った中秋の夜でした。
[PR]
# by taiyaki-namihei | 2011-09-12 09:25 | なみへいコラム | Comments(0)

カテゴリ

全体
なみへいについて
メニュー・素材について
なみへいのたい焼きについて
なみへいコラム
業務連絡・お休みのお知らせ
求人・横浜ポルタ・かもめ情報

以前の記事

2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月

フォロー中のブログ

なみへい情報

公式サイトはこちら
http://www.taiyaki-namihei.com/

月曜定休(祝日は翌日振り替え)

営業時間10:00~18:00
(7月・8月は不定期)

〒248-0016
神奈川県鎌倉市長谷1-8-10
℡0467-24-7900

江ノ島電鉄
由比ヶ浜駅徒歩3分
長谷駅徒歩5分
JR鎌倉駅より徒歩15分
a0145471_10233379.jpg

詳細地図はこちらから

最新のトラックバック

若き店主の心意気を (た..
from NO FOOD, NO LI..
エンて不思議 (いや円で..
from ビーズニュース(beadsn..
なみへい
from BeatStereo
はじめまして
from BeatStereo
たい焼き なみへい
from 今日のイチうま☆☆☆

ライフログ

検索

最新の記事

2018.10.20
at 2018-10-20 08:13
2018.10.19 パンの..
at 2018-10-19 08:01
2018.10.17 コッペ!
at 2018-10-17 08:25
2018.10.15 月曜火..
at 2018-10-15 05:31
2018.10.14 掲載情報
at 2018-10-14 08:16

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧