あったかいたい焼きを あなたに。


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Made in 人の魅力

こんばんは!




鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。




APECの影響もさほどなく、

とりあえず無事終わってほっとした今日でした・・。




明日はオバマ大統領が長谷・高徳院の

大仏にいらっしゃるということですが・・・


こちらも混乱と厳しい規制がないことを

祈るばかりです。


さて・・・



昨日ご紹介した

R in my head の展示会に

なみへいの常連さんの

多くの方がいらしてくださったようです。



ほんとうにありがとうございます。




Momiさんも大変喜んでいらっしゃいました。



僕も実はお菓子・パンの仕事に入る以前、


真剣にファッションの仕事に

取り組んでいた時期がありました。




ファッションモデルと平行して

アパレル業界にお世話になっていた

今はとても懐かしい頃が・・・。


特に・・・

僕はヴィンテージや古着など

昔の素材や柄などが大好きで

ヨーロッパの古着屋で

働いていたこともありました。




ヨーロッパ古着にはとてもロマンがありました。

時代を経てはるばる日本にやってきた古着たち・・・



タグを見ると

Made in West Germany なんて

書いてあったりする。


どんな持ち主だったんだろう・・・?

いつ頃の・・?






その昔、

江戸の町では

たいそうな数の古着屋があったそうです、


江戸文化に詳しい大前研一氏によると。



そして、江戸の庶民たちは

そんな古きよき時代の

リサイクルショッッピングを楽しんでいた。



身分と経済力がはっきりと分かれていた当時。


新しい流行の柄の美しい着物をブランニューで

着ることができるのはお金持ちのお嬢様だけ。


そんなお嬢様たちはまだよい状態の着物を

気風よく古着屋に出して

次の方がよりよい状態で

楽しめるようにと、

ラッキーな立場を独り占めするのではなく

古着を通じて文字通り

お裾分けしたいたのだそうです。

江戸っ子らしいご恩送り・・。




新しい持ち主は

着物そのものの魅力もさることながら


「あそこのお嬢さんのものだから・・・」

とラッキーのオーラをいただいていたような・・・




古きよき日本にはなんとも粋な

リサイクル文化が

定着していたころがあるのです。



僕は・・・

こんな風に

人の魅力に惹かれてそれを大切にするところ・・・。


現代の日本も

そんなところに

回帰していってほしいな・・・

そう思っています。




どんな人が作ったお洋服か・・・

どんな人が料理したお食事か・・



どこでだれといっしょに食事をしたのか・・・

どこでだれが大切に着ようと思った服なのか・・・




モノがひと通り豊かになるまで



私たちは素材やブランドを

必死に・・・

追いかけてきたような気がします。



もちろんブランドはひと、

でもあります。




しかし、これまではないくらい・・



カルチャー全般に

人の内面とかその人の詳細とか・・・



いま問われたりするような気がします。




ファッションも食も・・・

きっと音楽も・・




趣味と実用の狭間に

人の魅力というものが大きく問われる・・



というより

私たちは人の魅力が恋しくて


自分の好きな分野を探して

そのなかに

人との関係をこれまでにないくらい・・・


強く求めているのかもしれません。



ファッションデザイナーも

料理人も


内に秘めるものが


とっても必要なんだと思います、今こそ。

そして今から・・・。


だから・・・

もっともっと人に優しくなって・・・

もっともっと人に関心をもって・・・


いいお菓子を作ろう、


と思う。



Momiさんの展示会に

多くのなみへいなじみの方々がお運びくださって

改めて・・・

そんなことを考えた、一日でした。


僕も久々に洋服を探しに

出かけたりしたいなぁ~・・・。




それでは


おやすみなさい・・・
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# by taiyaki-namihei | 2010-11-14 01:16 | なみへいコラム | Comments(0)

こんばんは! 僕レコメンドの週末のお知らせ

こんばんは!

鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。



最近はパンの仕込みにおわれ、

中々ブログがゆっくりと書けませんが・・・

なみへいは元気にがんばっています。


今までは僕一人で

こつこつと仕込みをしていましたが、

さすがに最近はパンの仕込み量も

種類も増えたので、

スタッフのZigさん、ひよこちゃん、あっこさんの

個性的な3人に日替わりで手伝ってもらって、

僕もだいぶ楽になりました。



それでも先日までは、僕とZigさんだけだったので、

瞬間的に、



「ピロシキを4つとピザ2種類持ち帰り。


それと別に

たい焼きのごまあんをここで食べて、

抹茶と焼き栗あん2匹ずつ持ち帰り、

あと領収書もお願いします。」



という注文をZigさんが受けながら、

僕が電話予約をたい焼き焼きながら対応し。。。


という、結構なてんやわんやぶりでした。


見るに見かねて、その場に居合わせた

常連のじゅんこさんに臨時で手伝ってもらったり・・・。

(その節はありがとう。)



みなさまのお陰でなみへいは存続しています058.gif




「なみへいさんのスタッフの方って、

みんな個性的ですよね・・・。」


というお声をいただきました。


その通りです。


いろんな経歴の、いろんな人が、

ひとつの店を作り上げる。


ドラマがあります!!






そして、

スタッフの家族にも濃いキャストが揃っています!




以前紹介しましたが、

http://tainamihei.exblog.jp/11474642


なみへいスタッフZigさんの奥様、

Momiさんはファッションデザイナー。

女の子の憧れのブランド、

シャーリーテンプルのチーフデザイナー、

30年のキャリアに昨年終止符を打ち、


”R in my head ”


という世の素敵な女性のためのブランドを



いや、

世の女性が素敵になるためのブランド、

とも言えます・・・



昨年、

単身立ち上げたのです。



 



上品な単色使い中心の・・・

彼女のお洋服や小物は

見ると



「よっしゃ!久々にお洒落しようかなぁ・・・」

とつぶやかせる何か・・・

があります。



忙しい日常を送っているひとこそ、



「そうそう、私・・・ほんとはおしゃれなのよ!!」

と思えるような・・・です。




元来オシャレにポジティブなひとにすぅ~っと

入っていくような・・・



不思議な魅力が


Momiさんのお洋服にはあります。





その彼女がなみへいから徒歩1分、

鎌倉清雅堂さん奥の静かな空間で

11/13(土)~11/15(月)の三日間

2011春夏コレクションと、

特別サンプルセールを開催されます!!



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僕もさっき搬入を手伝ったのですが・・・

大人上品めガーリーなお洋服&ヘッドアクセがたくさん!!


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イタリアのヴィンテージレースや

こだわりサテンなど、

使ってらっしゃる素材が

どれも大切にコツコツ集めていらっしゃるのがわかる。。。





これからの時代、ワードローブの中は

デザインシンプルで、

こういった素敵な素材たちが

ちらっちらっと見える・・・

というのが

本当のおしゃれさん道なのではないでしょうか?



一点ものもたくさんあるみたいです!!



期間中はmomiさん本人がいらっしゃいます!

すごく素敵な方です。




僕は思うのです。

momiさん、

なるべくしてデザイナーになった人だと。



momiさんのお母様、

まだファッションモデルという言葉が

浸透していなかった頃から

ファッションモデルでいらしたそうです。



僕は、最初にその話をZigさんから聞いたとき、


「そんな”リカちゃんファミリー”のような家族が

本当に存在するんだ!!!」


と、鹿児島出身、田舎者の僕は

感心してしまいました。



だって、Zigさんはメジャーミュージシャンを経て

第一線の舞台監督。

そしてその世代で182~3センチの長身で

顔はちょい悪ジローラモ似の

今はやりにちゃんと合わせてきてる。



Zigさんの奥さまは鎌倉育ち、

そのお父さんは文筆家、お母様はファッションモデル・・・


そして、ご本人の職業は

超人気ブランドのデザイナーさんで

人生の大半を青山と原宿で過ごし・・・。





ところが、です。




僕もZig家にお邪魔したのですが

Zig家は今では珍しい3世代同居の

サザエさんのようなアットホームなお宅でした。



Zigさんの奥さんも、そのおばあちゃんも

すごく”いいお母さん”です。でもとっても素敵な。



僕は、こういう・・・

人としてピースフルライフをおくっている人が

一点一点、気持ちと人生のエスプリをこめて

丁寧に作った服やもの・・・



そういうものたちと

日々過ごせたら

とても心地いいよね、

という人が徐々に、

そして確実に増えていくと思うのです。


熟成されたものの味わいを

そばに置いたり身にまとうと

それは大変な癒しになると思うのですが

これからは作り手の人間像そのものが

そこに大きく入ってくると思うのです。



僕は、momiさんの

ストロング・レコメンデーターとして


「この人が作るものだったら」

と、太鼓判を押して

今回の展示会をご紹介したいと思います。


そして、是非、この期間中、

momiさん本人に会いに行きましょう!!!


僕が言うのもなんですが、

めったに会える方ではございませんので!


詳細はこちら。






場所がよくわからないワ!


という方、なみへいへお立ち寄りください。

100歩くらいで到着しますので。
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# by taiyaki-namihei | 2010-11-13 00:29 | なみへいコラム | Comments(0)

台風の夜に・・・  各駅停車あんぱん出発!

こんばんは!


今日は台風にも関わらず、

通常通り営業し、今、帰宅しました。





アルバイトのチエちゃんに





「今日は何人くらい来てくれると思う??」


と、

朝一番に聞いてみた。







「5人くらいですかねぇ!?」


暴風雨の中、

歩いて出勤してくれた(ありがとう!)

彼女の率直な答え!




いやぁ、周辺のお店はお休みのところもあったようです。



などと話していると、70歳くらいのおじいさまがご来店。


湘南リビングの最新号をごらんいただいて

はじめてお越しいただいたそうです!


うれしかった!


その後も、ご近所さん、

かねてから手焼きたい焼きに関心があったという

江ノ島の親子さん、



「昔、小田原城にも手焼きのがあってねぇ・・・

まさか、また食べれるとは思わなかった!」


と、言いながら、

熱心に話を聞いてくださった。




パンも、恐る恐る仕込んだ昨夜。


今朝になって、雨風強くなって、

不安だったけれども、無事にみな、

嫁入りしていきました016.gif



ありがとうございます!!



さらに、

「今日は伺えないけど、明日は必ず!」


というお電話もいただき、ずいぶんと励まされました。



台風一過、

江ノ島で開催予定だった江のフェス、

事前の天気予報から、明日はイベントが中止・・・


各駅停車あんぱんも、明日が最終日の予定でした。




この各駅停車あんぱん、ようやく慣れてきたところでしたが・・・


8種類のあんこのあんぱんを15箱、

順番に気をつけながら、ちぎりあんぱんとして

配列していかなくてはなりません。


はじめてこの作業を通常業務終了後に取り組んだのは

9月後半、まだかき氷も出してたなぁ。

シロップ作りながら、あんパン用の変わりあんを作って、

生地を分割して、成型して・・・


お店を出るのは深夜2時頃でした。




で、翌早朝、箱の帯に

N嬢お手製のはんこをひとつひとつ押して。


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パンフレットを折り込んで。


なんとかかんとか、納品の8時半に間に合わせたものでした。

(たまに間に合わず、ピックアップにいらした、
江ノ電のスーツを着たえらい方にお手伝いいただいたりもした・・・。)


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一箱¥500・・・

ですが、

いろんな意味で、中身がぎっしり詰まっています。


僕の思い出的にも。

(実際、持ったときにずっしりとくるね、と皆さんおっしゃります。)



江ノ島では中止になってしまったけれど・・・



明日、特別に、数量限定、

なみへいで販売します!!


実は、¥500というのはフェスティバル特別価格で

定価は¥700ですが、

明日に限り、

江のフェスと同じ、


一箱¥500で販売します!!




ちなみに、これ、

企画が中止で余ったわけではありません。

パン生地もあんこも、明日のために仕込みました。


数量限定です!

電話予約、大歓迎!



※ひとつお願い。


幅24センチの箱なんです。

なみへいに、ちょうどいい手提げ袋がないので、

みなさんで持ち込んでいただけると幸いです。


今後、定期的に販売する場合は

もちろん専用の袋を用意するつもりです。

今回、臨時なので、ご容赦ください。












いよいよ、

明日で今年の「なみへいアイス」は終了します。



寂しいな・・・



急に寒くなってそして大雨降って・・台風。



せめて明日は小春日和といかなくても

晴れてくれるといいな・・・




今朝のブログにも書いたが・・・

僕はアイスづくりが大好きだ。



それは・・なんと喩えるといいか・・・


いろいろなお菓子をつくるなかでも

非常にムーミンママ的な気分とでもいうか・・

アットホームな気分に浸れるお菓子作りが

アイスだから。



「なみへいアイスはそういうアイスでいこう!」


5月の前の3月や4月、アイスを試作してみて

思ったのだった。



当初はもっとリッチなアイスや

お洒落なアイスもいっぱい考えていた。



しかし・・・

たい焼きメインのたい焼きなみへいで

そういうアイスを販売すること自体、

潔くないというか・・・



なんのためにわざわざ手焼きの

たい焼き屋になったのか、


そして・・・


かえってこれまでの

フランス菓子の勉強やアイス専門店での勉強が

無駄になってしまう、


そう気づいたのだった。



僕が勉強させてもらった洋菓子店も

夏の間、アイスやシャーベットを製造し、

販売していた。


その作業の手伝いもさせてもらった。




また、アイスクリーム専門店の老舗での

アルバイトでは販売を通じて

よく売れるアイスクリームとは、

ということを大変勉強した。




けれど・・・



今、僕がなみへいで出している

なみへいアイスはそれらと違う。


もっとずっと素朴で・・

そしてちょっとアバンギャルドだったりする。



そして家庭的な味わいに

大変こだわってる。



ちょっとアバンギャルドに

寄ってるときがあるとすれば・・・



たとえば・・・

家でお母さんがスーダラ節でも歌って、

ちょっとホロ酔いしてるような・・・


なんかそんな庶民的なワールドだ、

僕のなかでは。




そんな線をイメージしながら

素朴に徹してきたなみへいアイス。




いろいろな職場で

プロの職人さんの間においていただいて

勉強して思ったこと・・・




「このように教えていただいた技術を

きちりと再現するタイプの

プロフェッショナルな職人さんもいる。


でも、自分はそれが向いているタイプとは

お世辞にもいえないし、

僕は何のプロフェショナルだったら

なれる可能性があるのだろうか、

目指してみて現実的だろうか・・・・」



そして、結論は・・・。




人の想いをお菓子にしてみたい。


それも日常的な想い・・・。



食べ物、食べたものは

その人そのもの。



You are what you eat.




コンペのような・・・

競い合っているようなお菓子ばかり食べたら

人と自分を比較することにどうしても忙しくなって

寸評グセのひとになってしまう・・。



息抜きのはずのお菓子なのに・・・





たまにはそういう

とても完成度の高い

よい刺激のお菓子は必要だけれども・・・。


ご褒美ジュエリーならぬ

ご褒美菓子もうれしいんだけどね、



ひとが・・・

ほんとうにががんばったとき

かけて欲しい言葉は・・・



お母さんの


「そう~、あんたがんばったねぇ~」という


しみじみした声だったりする。



いつもの声でいいのだ、

いつもの調子で迎えてくれる

その声で。



いつもの素朴がいつもそこにあること・・・。


これ以上にしあわせってあるでしょうか?



昔は日本の町の商店街ワールドは

そんなもんがてんこ盛りだったようだ。



町全体で子どもたちを育てる雰囲気も

昭和の途中まで残っていて・・。



いいことあったら、

商店街のおじちゃんやおばちゃんに

報告したくなったりしたあの頃・・

というのが。




そんな素朴な日常を取り戻せる

お菓子ワールドこそ今、

すごく必要!!




僕は真剣にそう思ってる。




もっと素朴なスタンスのお店が増えて



もっともっと素朴なお菓子が増えて・・・・



お菓子を通じて

この疲れた感じの日本は

Take it easy!!・・・・へ。




なんというか素朴に

回帰する必要が

あるような気がするんだよね・・・・・。




東南アジアによく旅するが、

売っているお菓子の素朴さに

ほっとする。


経済力のアップにかかわらず

素朴な昔ながらのスタイルを


みんなが

愛している、支持してる・・・

心から。



僕は行ったことがないけれども、

イタリアだってすごく素朴だよ、

とイタリア通の僕の友人たちは言う。



フランスだって、街にあるものが

絞りこまれているらしい・・。

なんでもあり、じゃないという。

選んだあとの美や価値観を

とても大切にしている。





ファッション以上にモードというか

流行りな部分が強い

日本のお菓子の世界。



そんな中でどうやって、

やっていこうか・・・


いろいろ考えて・・・



わかりやすくいうと

町のお菓子屋さん、

業態的には町のベーカリー、かな


それで・・

たい焼き なみへい という屋号で



やっていくことにした。



町のパン屋さん・・・

町のお菓子屋さん・・・


町のなになに屋さんは・・・

とりあえず、



みんなが自分ンちにいるような気分を

一番大切にするべきかな・・・

と僕は思っていて・・・・



町の人はある意味み~んな

マイファミリーだから・・・


お金持ちの品のいいおばあちゃんも

ひとり暮らしでがんばってるおじいちゃんも

大変だけどお母さんだけで子育てしてる親子も・・・


みんなそこに居て心地いいこと、

みんながほっとする準マイダイニング的な

お味を提供すること・・・。


どっかにご馳走を食べに行く感覚で

お客様はこられるわけではないから



家庭料理的なものを

あるいはプロのわざでも

超素朴に見えるものに終始するわけだから・・・


それもみんなが納得できる範囲に

うまーくアピールして

商品化するわけだから



僕が一番修業のなかで

やってこなかったこと、とも言える。

たい焼き修業を除けば。




かつて僕のように修業した人からみると


全部レシピを白紙にもどして

修業したのと同じ安全策をとらず、

素人くさい、とばかにされるリスクを負う、

というのは考えがたいことだろう。


高そうに見えるものを作らないのは

馬鹿なんじゃないか、


そう思われるかもしれない。


でも・・・

きっとその考えは

もう少し前の時代のことで・・・



今、私たち日本人はほんとうに幸せで、

いろいろなものが選べるうえで



もうそろそろ

最高に贅沢な・・・


あったかい食べ物を

探して止まないん時代に

来ているんじゃないか

と思う。



生物学者の福岡伸一先生が

何かに書いていた。


「人類の歴史の3分の2が飢えとの戦いでしたから・・・」

と。


とりあえず今、

その飢えから開放されて・・・



食に関して

関心高い日本。


あったかい食べ物・・・




そこから


かならず食の問題の解決へつながるはずだし



世界中の人が

日本のカルチャー見守る中、


あたたかさを大切にした日本のスタンス・・・

とても大切、なはずだ。



そんな日本、首都圏でそして古都鎌倉で

2010年に・・・

それは

たい焼き生誕2世紀目に突入した今年なのだが、



そんな想いとともに

手焼きのたい焼き屋を

開店した僕。


今年ももうあと2ヶ月で

終わりとなるが


強制退職の話や超円高など

景気環境は厳しくなる一方だが


婚活・・という言葉は今年後半に入っても

勢いを失っていない。



男は末期に・・・

あったかいご飯を食べたい・・と

思うからきっと婚活をするんじゃないか・・・

なんて僕、

真剣に思っている。



人の幸せな最期ってなんだろう・・

若い僕だって考える。

そして、それに関わる仕事を選んだつもりだし、

そういう思いで毎日仕事させていただいて

今日のような台風の日でも

ほっとするね、といいながら

来てくれたお客さんがいる・・・


死ぬほど幸せとはこのことかもしれないね、

たとえ数字に反映していない日であっても・・・。


今日来てくれたお客様

ほんとうにありがとうございました。









また明日!!
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# by taiyaki-namihei | 2010-10-30 20:19 | なみへいコラム | Comments(0)

定休日・・・でした。 一口への想い。

おはようございます!

鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。




「今日は祝日の振り替えでお休みです!」



という旨のブログを書くつもりでおったのですが・・・



今後の予定を考え、

諸発注を済ませて、

仕込みをして夜になり、

気づいたら眠っておりました・・・


ブログチェックしてくださった方、ごめんなさい008.gif




なんで、休日に

発注や問い合わせに

忙しかったかというと・・・



実りの秋、

国内の新麦の収穫状況を

調べていたのです。





昨年の国産小麦があまりに不作で

使いたくても使えない品種が多く、




「来期の収穫まで待ってください・・・」




と、言われていた。


粉の品種を変更を余儀なくし、

レシピを組みなおし、


開店当初より始動予定だった

ベーカリー部も夏からはじめた。



そして気になる

この秋の収穫状況ですが・・・




やはり、今期も厳しい007.gif



というのが結論のようです。




夏があまりに厳しすぎました。

特に北海道にとって。


ということで、


また一からレシピの組直しを行い、

粉の発注をしていた昨日でした。




そして、粉の業者さんがおっしゃってました。


「春収穫分も相当厳しそうですよ・・・」 

と。




つくづく思いました。

国内の農家さんも大変な中

作付けしていらっしゃるので、


「国産小麦は安定供給が難しい」


高温多湿の小麦には酷な環境で

それでも小麦を作ってくださって

すばらしい小麦を用意してくださる

農家があること。




僕はこの際だから

これまでのレシピを

すべて無しにして

今作られている

よいと思われる粉たちのために

新しいレシピ作りをしている。







安定供給・・・



僕も母の実家が農業をしていたこともあって、


自然の中で生きて、

その恵みを享受することのありがたさ、


厳しさを見てきました。


(ちなみに、なみへいは良質の外麦も使っています。

まだまだ研究中ですが、奥が深いです。)



”Patis”は、”粉”という意味。


パティシエは、”粉を操る人”


僕は、まだまだ”操る”なんてできませんが

毎日の仕込みも、材料と向き合って決めています。



例えば、たい焼きの生地は

小麦粉と水と重曹だけでできています。


基本的に計量していません。

自分の手の感覚で調整しています。

文字通り手作業です。




レシピはありませんし、

レシピに頼れないところが

伝統的な職人の作るお菓子、

といわれる由縁なのだと思います。




たい焼き職人をいつまで続けられるのですか?



そう聞かれたら、



”手の感覚が現役な限り”


僕はそう答えるでしょう。




粉の品種にあまりこだわりすぎず、

手に入るものでいい粉を選んでいます。



試作に忙しいのですが、

おかず系にはむぎゅっとしたものを、

お菓子系には香りのいいものを。



正直、複数の粉を使うのは

大変だしコストもかかります。



ベーカリーの経営者としては

効率的じゃなく、優秀じゃない、

ということになるのでしょう。


お店の経営者というより、

家庭のお母さんに近いね、

と言われてしまうことでしょうね。




しかしです。


上にも書いたとおり

本来、プロというのは

もっと操れる人でないと

いけないのだ、ということを

小麦の調達を通じて

実感しました。


今は需要が主体になって

農作物も畜産物も生産されているけど

本来、プロの食の職人は

自然の恵みのプレゼンテーションの担い手になって

あるべき自然の恵みを、

うまく使いこなして伝える・・・



つまり、レシピどおりの食材を調達、調理し

それを提供する職人を増やすのではなく

無理ない自然の恵みを

その時々に工夫して使いこなせるかどうか。





材料のブランドや製造の効率性よりも・・・


総合的にお客様に喜んでほしい


お客様に食感や香りを楽しんでもらうことを

もっと大切にしています。



なみへいのご近所さん・・・

やっと離乳食を卒業して

ママと同じものを食べはじめた子、


食べ盛りの坊主頭、


「あまり量はいただけないんだけれど・・・」

と、丁寧な前置きをくださり、

小食を楽しんでいらっしゃる世代のご夫人。



いづれのお客様にしても

その最初の一口・・・


One Bite (ひと噛み)


なみへいにとって緊張の一瞬。

そこに、ブランドも小麦の薀蓄もなにもない。


あるのは、ギリギリまで努力して作り上げたか、

真心がこもっているか。



今の時代、

材料や製法で、

いくらでもラクはできる。



作り手が、日々、どう選び、

提供していくか。


食に携わる責任を

重く、大切に受け止めている。




ということで・・・

今からピロシキのたまねぎを刻んで

お肉を炒めて!


フードプロセッサーも使わない、

なんとも手作りなメニューたちです。


たまねぎに涙を流し、

蛇口をひねると水が出ることに感謝して!


今日も作るのです!



それでは!
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# by taiyaki-namihei | 2010-10-13 08:24 | なみへいコラム | Comments(0)

本日定休日 一年がたって・・・

おはようございます!

鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。

本日は、月曜・定休日でございます。



鎌倉・長谷の裏路地は

金木犀が香っています。


週末は天候にも恵まれ、

たくさんのご来店、ありがとうございました。


ベーカリー部門、はじめて二ヶ月ぐらいですが

徐々に認知していただき、

パンの焼きあがる12時頃は、

店内とてもにぎやかです。




「焼きピロシキに、鎌倉野菜のピザ、

洋ナシとブルーチーズのマフィンに焼きそば大盛りと

つぶしあん5匹でよろしいでしょうか?」


という、

ロシアとフランスとイタリアとアメリカと日本と・・・


各国代表、

粉ものオリンピック状態です047.gif003.gif




でも、不思議と

どれも素朴で落ち着く味なんです。

それは、どの味も、各国を代表する

ソウルフードだからかもしれません。



どんなメニューでも、なみへいで食べれば

なんかほっこり、あったまる・・・

そういう店にしていきたいなぁ・・・。

たとえ、それが冷たいかき氷であってもね。



そう、僕のことを

”かき氷のおにいちゃん”

と密かに呼ぶ、かわいい常連さんを紹介します。

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すみれちゃん。

いつもママやパパと一緒に来てくれます。


この夏、本当に毎日のように通ってくれたので、

すっかり、

なみへい・僕=かき氷

と、彼女は認識してくれているようです。


とってもシャイな彼女、

はじめはなかなか

目もあわせてくれなかったのですが・・・

日をたつにつれ、段々心を開いてくれて、

とうとう、お膝の上にのってくれたのです!!


(ちなみに、お母様のお許しの下に写真を載せております。

彼女、相当照れてますが・・・仲良しです。)



すみれちゃん、いつもありがとう!



かき氷のおにいちゃん、

なみへいちゃん、

たい焼きさん、

なみへいのおじさん、


子どもたちからいろんな呼び名で呼ばれます。

2歳、3歳の子でも認識してくれて、

覚えてくれる、本当にうれしいことです。




実は、この週末は僕にとって、

非常に感慨深いアニバーサリーでした。




たまたま縁あって今の店舗物件に出会い、

すぐさま不動産屋さんに電話をして、

面接してもらったのが、ちょうど一年前の

10月最初の週末だったからです。


詳細はこのブログの初期の頃に書いておりますが・・・

http://tainamihei.exblog.jp/9336510/


改めて、この頃のブログを読むと、感無量ですね。

本当に知り合いもなく、

裸一貫でしたから。




とても不思議なことに、この週末、

この物件を管理されている、

清興不動産の石渡社長と、
(手品のプロフェッショナルでもいらっしゃいます!
この日もお客さんにコインマジックを披露してくださいました072.gif



すぐ裏にお住まいの大家さんが

立て続けにご来店くださいました。



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これがどこだかお分かりでしょうか??


実は、3年ほど前の、

なみへいができる以前、

大家さんが経営されていらした

三河屋さんの写真です。
(googleの地図より拝借。)



地元のみなさんに愛された店舗を勇退され・・・


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貸し店舗を建設。





一年前、面接のために訪れたこの場所は、

とてもはるか遠く、手が届かないように思えました。




それでも、石渡社長は僕らの話を親身に聞いてくださり、



「よくわかった!気に入った!

大家さんにはよく話しておくよ!

大丈夫だからがんばりなさい!」


と、大きな声で励ましてくださいました。



多くの立候補者の中から、

海のものとも、山のものとも知れぬ僕らを、

借主として選んでいただきました。




ちょっと想いを込め過ぎて

長くなってしまいましたが・・・・。



一年がたち、

改めて、心優しい人々との出会いと、

この町に感謝しています。


この一年、夢物語の中にいるようで、

本当にあっという間でした。



まったくなにもないところからはじまって、

元気でたい焼きが焼けること。

営むこと、営んでいけることの尊さを、

改めて実感しています。





ありがとう。


長いブログを書いているうちに

雲間から日が差してきました。


これからも、精進いたします。

よろしくお願いいたします。
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# by taiyaki-namihei | 2010-10-04 12:06 | なみへいコラム | Comments(0)

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