2015.03.07 幸せな犬。

どうも。


鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。

週末、雨予報が曇りに変わり、

ありがたく思ってます。

最近は、ベーグルをまとめて購入してくださるお客様、

特に、60代、70代、ともすると

80代のお客様が増えて、ただただ、

嬉しいです。


ベーグルなんて、ここ10年くらい前に登場したパン。


美味しいから！
って、先入観なく、
通ってくださることは、

作り手冥利に尽きます。。

なみへいベーカリー部は
あんまり、製造数が多くありません。

前日までにお電話で予約頂けると、

確実に準備致します。


どうぞ、お一つから、

お気軽に。



さて、今日は、

ワンちゃんコラムを。









アンナは、幸せな犬です。



ここ３年くらい、飼い主であるおじさんと一緒に、いつも散歩の途中に、寄ってくれる。



雑種だけど、毛並みも瞳も、本当にきれいで、美人さん。


だけど、一年中、ブルブルと震えて、
絶対におじさん以外の人になつかない。

見向きもしない。

鳴いたりもしない。



なみへいの店頭でも、おじさんが買い物中、
ずっと外を向いて、ブルブル震えてる。


「実はね、トラウマのある保護犬なんだよね。
なんか、怖い体験したみたいで。」

おじさん曰く、前の飼い主に、虐待を受け、交通事故にもあったらしく、
人も車も怖いらしい。



「でもね、家ではキャンキャン、すごい威張ってるんだよ。」



おじさんは、普段は無口だけど、アンナのことを話す時だけは、

恋人を自慢するように、饒舌だ。



アンナも、おじさんのいうことだけは、しっかり聞いて、

ぴったりくっ付いて、帰っていく。



僕は知っている。

おじさんは、アンナに出会う少し前に、

ながーく一緒にいた愛犬のペットロスを経験していて。



なみへいの店頭で、ご近所さんとそんな話をしながら、

涙を浮かべていた過去を。



二人は本当に、静かにお似合いで。




ソウルメイトって、本当にいるとしたら、

この二人みたいなことをいうのだろうな。



僕は今まで、犬と一緒に暮らしたことはないけれど、



それもいいかもね、って思うのでした。