台風の夜に・・・ 各駅停車あんぱん出発!
こんばんは!
今日は台風にも関わらず、
通常通り営業し、今、帰宅しました。
アルバイトのチエちゃんに
「今日は何人くらい来てくれると思う??」
と、
朝一番に聞いてみた。
「5人くらいですかねぇ!?」
暴風雨の中、
歩いて出勤してくれた(ありがとう!)
彼女の率直な答え!
いやぁ、周辺のお店はお休みのところもあったようです。
などと話していると、70歳くらいのおじいさまがご来店。
湘南リビングの最新号をごらんいただいて
はじめてお越しいただいたそうです!
うれしかった!
その後も、ご近所さん、
かねてから手焼きたい焼きに関心があったという
江ノ島の親子さん、
「昔、小田原城にも手焼きのがあってねぇ・・・
まさか、また食べれるとは思わなかった!」
と、言いながら、
熱心に話を聞いてくださった。
パンも、恐る恐る仕込んだ昨夜。
今朝になって、雨風強くなって、
不安だったけれども、無事にみな、
嫁入りしていきました
ありがとうございます!!
さらに、
「今日は伺えないけど、明日は必ず!」
というお電話もいただき、ずいぶんと励まされました。
台風一過、
江ノ島で開催予定だった江のフェス、
事前の天気予報から、明日はイベントが中止・・・
各駅停車あんぱんも、明日が最終日の予定でした。
この各駅停車あんぱん、ようやく慣れてきたところでしたが・・・
8種類のあんこのあんぱんを15箱、
順番に気をつけながら、ちぎりあんぱんとして
配列していかなくてはなりません。
はじめてこの作業を通常業務終了後に取り組んだのは
9月後半、まだかき氷も出してたなぁ。
シロップ作りながら、あんパン用の変わりあんを作って、
生地を分割して、成型して・・・
お店を出るのは深夜2時頃でした。
で、翌早朝、箱の帯に
N嬢お手製のはんこをひとつひとつ押して。

パンフレットを折り込んで。
なんとかかんとか、納品の8時半に間に合わせたものでした。
(たまに間に合わず、ピックアップにいらした、
江ノ電のスーツを着たえらい方にお手伝いいただいたりもした・・・。)


一箱¥500・・・
ですが、
いろんな意味で、中身がぎっしり詰まっています。
僕の思い出的にも。
(実際、持ったときにずっしりとくるね、と皆さんおっしゃります。)
江ノ島では中止になってしまったけれど・・・
明日、特別に、数量限定、
なみへいで販売します!!
実は、¥500というのはフェスティバル特別価格で
定価は¥700ですが、
明日に限り、
江のフェスと同じ、
一箱¥500で販売します!!
ちなみに、これ、
企画が中止で余ったわけではありません。
パン生地もあんこも、明日のために仕込みました。
数量限定です!
電話予約、大歓迎!
※ひとつお願い。
幅24センチの箱なんです。
なみへいに、ちょうどいい手提げ袋がないので、
みなさんで持ち込んでいただけると幸いです。
今後、定期的に販売する場合は
もちろん専用の袋を用意するつもりです。
今回、臨時なので、ご容赦ください。
いよいよ、
明日で今年の「なみへいアイス」は終了します。
寂しいな・・・
急に寒くなってそして大雨降って・・台風。
せめて明日は小春日和といかなくても
晴れてくれるといいな・・・
今朝のブログにも書いたが・・・
僕はアイスづくりが大好きだ。
それは・・なんと喩えるといいか・・・
いろいろなお菓子をつくるなかでも
非常にムーミンママ的な気分とでもいうか・・
アットホームな気分に浸れるお菓子作りが
アイスだから。
「なみへいアイスはそういうアイスでいこう!」
5月の前の3月や4月、アイスを試作してみて
思ったのだった。
当初はもっとリッチなアイスや
お洒落なアイスもいっぱい考えていた。
しかし・・・
たい焼きメインのたい焼きなみへいで
そういうアイスを販売すること自体、
潔くないというか・・・
なんのためにわざわざ手焼きの
たい焼き屋になったのか、
そして・・・
かえってこれまでの
フランス菓子の勉強やアイス専門店での勉強が
無駄になってしまう、
そう気づいたのだった。
僕が勉強させてもらった洋菓子店も
夏の間、アイスやシャーベットを製造し、
販売していた。
その作業の手伝いもさせてもらった。
また、アイスクリーム専門店の老舗での
アルバイトでは販売を通じて
よく売れるアイスクリームとは、
ということを大変勉強した。
けれど・・・
今、僕がなみへいで出している
なみへいアイスはそれらと違う。
もっとずっと素朴で・・
そしてちょっとアバンギャルドだったりする。
そして家庭的な味わいに
大変こだわってる。
ちょっとアバンギャルドに
寄ってるときがあるとすれば・・・
たとえば・・・
家でお母さんがスーダラ節でも歌って、
ちょっとホロ酔いしてるような・・・
なんかそんな庶民的なワールドだ、
僕のなかでは。
そんな線をイメージしながら
素朴に徹してきたなみへいアイス。
いろいろな職場で
プロの職人さんの間においていただいて
勉強して思ったこと・・・
「このように教えていただいた技術を
きちりと再現するタイプの
プロフェッショナルな職人さんもいる。
でも、自分はそれが向いているタイプとは
お世辞にもいえないし、
僕は何のプロフェショナルだったら
なれる可能性があるのだろうか、
目指してみて現実的だろうか・・・・」
そして、結論は・・・。
人の想いをお菓子にしてみたい。
それも日常的な想い・・・。
食べ物、食べたものは
その人そのもの。
You are what you eat.
コンペのような・・・
競い合っているようなお菓子ばかり食べたら
人と自分を比較することにどうしても忙しくなって
寸評グセのひとになってしまう・・。
息抜きのはずのお菓子なのに・・・
たまにはそういう
とても完成度の高い
よい刺激のお菓子は必要だけれども・・・。
ご褒美ジュエリーならぬ
ご褒美菓子もうれしいんだけどね、
ひとが・・・
ほんとうにががんばったとき
かけて欲しい言葉は・・・
お母さんの
「そう~、あんたがんばったねぇ~」という
しみじみした声だったりする。
いつもの声でいいのだ、
いつもの調子で迎えてくれる
その声で。
いつもの素朴がいつもそこにあること・・・。
これ以上にしあわせってあるでしょうか?
昔は日本の町の商店街ワールドは
そんなもんがてんこ盛りだったようだ。
町全体で子どもたちを育てる雰囲気も
昭和の途中まで残っていて・・。
いいことあったら、
商店街のおじちゃんやおばちゃんに
報告したくなったりしたあの頃・・
というのが。
そんな素朴な日常を取り戻せる
お菓子ワールドこそ今、
すごく必要!!
僕は真剣にそう思ってる。
もっと素朴なスタンスのお店が増えて
もっともっと素朴なお菓子が増えて・・・・
お菓子を通じて
この疲れた感じの日本は
Take it easy!!・・・・へ。
なんというか素朴に
回帰する必要が
あるような気がするんだよね・・・・・。
東南アジアによく旅するが、
売っているお菓子の素朴さに
ほっとする。
経済力のアップにかかわらず
素朴な昔ながらのスタイルを
みんなが
愛している、支持してる・・・
心から。
僕は行ったことがないけれども、
イタリアだってすごく素朴だよ、
とイタリア通の僕の友人たちは言う。
フランスだって、街にあるものが
絞りこまれているらしい・・。
なんでもあり、じゃないという。
選んだあとの美や価値観を
とても大切にしている。
ファッション以上にモードというか
流行りな部分が強い
日本のお菓子の世界。
そんな中でどうやって、
やっていこうか・・・
いろいろ考えて・・・
わかりやすくいうと
町のお菓子屋さん、
業態的には町のベーカリー、かな
それで・・
たい焼き なみへい という屋号で
やっていくことにした。
町のパン屋さん・・・
町のお菓子屋さん・・・
町のなになに屋さんは・・・
とりあえず、
みんなが自分ンちにいるような気分を
一番大切にするべきかな・・・
と僕は思っていて・・・・
町の人はある意味み~んな
マイファミリーだから・・・
お金持ちの品のいいおばあちゃんも
ひとり暮らしでがんばってるおじいちゃんも
大変だけどお母さんだけで子育てしてる親子も・・・
みんなそこに居て心地いいこと、
みんながほっとする準マイダイニング的な
お味を提供すること・・・。
どっかにご馳走を食べに行く感覚で
お客様はこられるわけではないから
家庭料理的なものを
あるいはプロのわざでも
超素朴に見えるものに終始するわけだから・・・
それもみんなが納得できる範囲に
うまーくアピールして
商品化するわけだから
僕が一番修業のなかで
やってこなかったこと、とも言える。
たい焼き修業を除けば。
かつて僕のように修業した人からみると
全部レシピを白紙にもどして
修業したのと同じ安全策をとらず、
素人くさい、とばかにされるリスクを負う、
というのは考えがたいことだろう。
高そうに見えるものを作らないのは
馬鹿なんじゃないか、
そう思われるかもしれない。
でも・・・
きっとその考えは
もう少し前の時代のことで・・・
今、私たち日本人はほんとうに幸せで、
いろいろなものが選べるうえで
もうそろそろ
最高に贅沢な・・・
あったかい食べ物を
探して止まないん時代に
来ているんじゃないか
と思う。
生物学者の福岡伸一先生が
何かに書いていた。
「人類の歴史の3分の2が飢えとの戦いでしたから・・・」
と。
とりあえず今、
その飢えから開放されて・・・
食に関して
関心高い日本。
あったかい食べ物・・・
そこから
かならず食の問題の解決へつながるはずだし
世界中の人が
日本のカルチャー見守る中、
あたたかさを大切にした日本のスタンス・・・
とても大切、なはずだ。
そんな日本、首都圏でそして古都鎌倉で
2010年に・・・
それは
たい焼き生誕2世紀目に突入した今年なのだが、
そんな想いとともに
手焼きのたい焼き屋を
開店した僕。
今年ももうあと2ヶ月で
終わりとなるが
強制退職の話や超円高など
景気環境は厳しくなる一方だが
婚活・・という言葉は今年後半に入っても
勢いを失っていない。
男は末期に・・・
あったかいご飯を食べたい・・と
思うからきっと婚活をするんじゃないか・・・
なんて僕、
真剣に思っている。
人の幸せな最期ってなんだろう・・
若い僕だって考える。
そして、それに関わる仕事を選んだつもりだし、
そういう思いで毎日仕事させていただいて
今日のような台風の日でも
ほっとするね、といいながら
来てくれたお客さんがいる・・・
死ぬほど幸せとはこのことかもしれないね、
たとえ数字に反映していない日であっても・・・。
今日来てくれたお客様
ほんとうにありがとうございました。
また明日!!
今日は台風にも関わらず、
通常通り営業し、今、帰宅しました。
アルバイトのチエちゃんに
「今日は何人くらい来てくれると思う??」
と、
朝一番に聞いてみた。
「5人くらいですかねぇ!?」
暴風雨の中、
歩いて出勤してくれた(ありがとう!)
彼女の率直な答え!
いやぁ、周辺のお店はお休みのところもあったようです。
などと話していると、70歳くらいのおじいさまがご来店。
湘南リビングの最新号をごらんいただいて
はじめてお越しいただいたそうです!
うれしかった!
その後も、ご近所さん、
かねてから手焼きたい焼きに関心があったという
江ノ島の親子さん、
「昔、小田原城にも手焼きのがあってねぇ・・・
まさか、また食べれるとは思わなかった!」
と、言いながら、
熱心に話を聞いてくださった。
パンも、恐る恐る仕込んだ昨夜。
今朝になって、雨風強くなって、
不安だったけれども、無事にみな、
嫁入りしていきました

ありがとうございます!!
さらに、
「今日は伺えないけど、明日は必ず!」
というお電話もいただき、ずいぶんと励まされました。
台風一過、
江ノ島で開催予定だった江のフェス、
事前の天気予報から、明日はイベントが中止・・・
各駅停車あんぱんも、明日が最終日の予定でした。
この各駅停車あんぱん、ようやく慣れてきたところでしたが・・・
8種類のあんこのあんぱんを15箱、
順番に気をつけながら、ちぎりあんぱんとして
配列していかなくてはなりません。
はじめてこの作業を通常業務終了後に取り組んだのは
9月後半、まだかき氷も出してたなぁ。
シロップ作りながら、あんパン用の変わりあんを作って、
生地を分割して、成型して・・・
お店を出るのは深夜2時頃でした。
で、翌早朝、箱の帯に
N嬢お手製のはんこをひとつひとつ押して。

パンフレットを折り込んで。
なんとかかんとか、納品の8時半に間に合わせたものでした。
(たまに間に合わず、ピックアップにいらした、
江ノ電のスーツを着たえらい方にお手伝いいただいたりもした・・・。)


一箱¥500・・・
ですが、
いろんな意味で、中身がぎっしり詰まっています。
僕の思い出的にも。
(実際、持ったときにずっしりとくるね、と皆さんおっしゃります。)
江ノ島では中止になってしまったけれど・・・
明日、特別に、数量限定、
なみへいで販売します!!
実は、¥500というのはフェスティバル特別価格で
定価は¥700ですが、
明日に限り、
江のフェスと同じ、
一箱¥500で販売します!!
ちなみに、これ、
企画が中止で余ったわけではありません。
パン生地もあんこも、明日のために仕込みました。
数量限定です!
電話予約、大歓迎!
※ひとつお願い。
幅24センチの箱なんです。
なみへいに、ちょうどいい手提げ袋がないので、
みなさんで持ち込んでいただけると幸いです。
今後、定期的に販売する場合は
もちろん専用の袋を用意するつもりです。
今回、臨時なので、ご容赦ください。
いよいよ、
明日で今年の「なみへいアイス」は終了します。
寂しいな・・・
急に寒くなってそして大雨降って・・台風。
せめて明日は小春日和といかなくても
晴れてくれるといいな・・・
今朝のブログにも書いたが・・・
僕はアイスづくりが大好きだ。
それは・・なんと喩えるといいか・・・
いろいろなお菓子をつくるなかでも
非常にムーミンママ的な気分とでもいうか・・
アットホームな気分に浸れるお菓子作りが
アイスだから。
「なみへいアイスはそういうアイスでいこう!」
5月の前の3月や4月、アイスを試作してみて
思ったのだった。
当初はもっとリッチなアイスや
お洒落なアイスもいっぱい考えていた。
しかし・・・
たい焼きメインのたい焼きなみへいで
そういうアイスを販売すること自体、
潔くないというか・・・
なんのためにわざわざ手焼きの
たい焼き屋になったのか、
そして・・・
かえってこれまでの
フランス菓子の勉強やアイス専門店での勉強が
無駄になってしまう、
そう気づいたのだった。
僕が勉強させてもらった洋菓子店も
夏の間、アイスやシャーベットを製造し、
販売していた。
その作業の手伝いもさせてもらった。
また、アイスクリーム専門店の老舗での
アルバイトでは販売を通じて
よく売れるアイスクリームとは、
ということを大変勉強した。
けれど・・・
今、僕がなみへいで出している
なみへいアイスはそれらと違う。
もっとずっと素朴で・・
そしてちょっとアバンギャルドだったりする。
そして家庭的な味わいに
大変こだわってる。
ちょっとアバンギャルドに
寄ってるときがあるとすれば・・・
たとえば・・・
家でお母さんがスーダラ節でも歌って、
ちょっとホロ酔いしてるような・・・
なんかそんな庶民的なワールドだ、
僕のなかでは。
そんな線をイメージしながら
素朴に徹してきたなみへいアイス。
いろいろな職場で
プロの職人さんの間においていただいて
勉強して思ったこと・・・
「このように教えていただいた技術を
きちりと再現するタイプの
プロフェッショナルな職人さんもいる。
でも、自分はそれが向いているタイプとは
お世辞にもいえないし、
僕は何のプロフェショナルだったら
なれる可能性があるのだろうか、
目指してみて現実的だろうか・・・・」
そして、結論は・・・。
人の想いをお菓子にしてみたい。
それも日常的な想い・・・。
食べ物、食べたものは
その人そのもの。
You are what you eat.
コンペのような・・・
競い合っているようなお菓子ばかり食べたら
人と自分を比較することにどうしても忙しくなって
寸評グセのひとになってしまう・・。
息抜きのはずのお菓子なのに・・・
たまにはそういう
とても完成度の高い
よい刺激のお菓子は必要だけれども・・・。
ご褒美ジュエリーならぬ
ご褒美菓子もうれしいんだけどね、
ひとが・・・
ほんとうにががんばったとき
かけて欲しい言葉は・・・
お母さんの
「そう~、あんたがんばったねぇ~」という
しみじみした声だったりする。
いつもの声でいいのだ、
いつもの調子で迎えてくれる
その声で。
いつもの素朴がいつもそこにあること・・・。
これ以上にしあわせってあるでしょうか?
昔は日本の町の商店街ワールドは
そんなもんがてんこ盛りだったようだ。
町全体で子どもたちを育てる雰囲気も
昭和の途中まで残っていて・・。
いいことあったら、
商店街のおじちゃんやおばちゃんに
報告したくなったりしたあの頃・・
というのが。
そんな素朴な日常を取り戻せる
お菓子ワールドこそ今、
すごく必要!!
僕は真剣にそう思ってる。
もっと素朴なスタンスのお店が増えて
もっともっと素朴なお菓子が増えて・・・・
お菓子を通じて
この疲れた感じの日本は
Take it easy!!・・・・へ。
なんというか素朴に
回帰する必要が
あるような気がするんだよね・・・・・。
東南アジアによく旅するが、
売っているお菓子の素朴さに
ほっとする。
経済力のアップにかかわらず
素朴な昔ながらのスタイルを
みんなが
愛している、支持してる・・・
心から。
僕は行ったことがないけれども、
イタリアだってすごく素朴だよ、
とイタリア通の僕の友人たちは言う。
フランスだって、街にあるものが
絞りこまれているらしい・・。
なんでもあり、じゃないという。
選んだあとの美や価値観を
とても大切にしている。
ファッション以上にモードというか
流行りな部分が強い
日本のお菓子の世界。
そんな中でどうやって、
やっていこうか・・・
いろいろ考えて・・・
わかりやすくいうと
町のお菓子屋さん、
業態的には町のベーカリー、かな
それで・・
たい焼き なみへい という屋号で
やっていくことにした。
町のパン屋さん・・・
町のお菓子屋さん・・・
町のなになに屋さんは・・・
とりあえず、
みんなが自分ンちにいるような気分を
一番大切にするべきかな・・・
と僕は思っていて・・・・
町の人はある意味み~んな
マイファミリーだから・・・
お金持ちの品のいいおばあちゃんも
ひとり暮らしでがんばってるおじいちゃんも
大変だけどお母さんだけで子育てしてる親子も・・・
みんなそこに居て心地いいこと、
みんながほっとする準マイダイニング的な
お味を提供すること・・・。
どっかにご馳走を食べに行く感覚で
お客様はこられるわけではないから
家庭料理的なものを
あるいはプロのわざでも
超素朴に見えるものに終始するわけだから・・・
それもみんなが納得できる範囲に
うまーくアピールして
商品化するわけだから
僕が一番修業のなかで
やってこなかったこと、とも言える。
たい焼き修業を除けば。
かつて僕のように修業した人からみると
全部レシピを白紙にもどして
修業したのと同じ安全策をとらず、
素人くさい、とばかにされるリスクを負う、
というのは考えがたいことだろう。
高そうに見えるものを作らないのは
馬鹿なんじゃないか、
そう思われるかもしれない。
でも・・・
きっとその考えは
もう少し前の時代のことで・・・
今、私たち日本人はほんとうに幸せで、
いろいろなものが選べるうえで
もうそろそろ
最高に贅沢な・・・
あったかい食べ物を
探して止まないん時代に
来ているんじゃないか
と思う。
生物学者の福岡伸一先生が
何かに書いていた。
「人類の歴史の3分の2が飢えとの戦いでしたから・・・」
と。
とりあえず今、
その飢えから開放されて・・・
食に関して
関心高い日本。
あったかい食べ物・・・
そこから
かならず食の問題の解決へつながるはずだし
世界中の人が
日本のカルチャー見守る中、
あたたかさを大切にした日本のスタンス・・・
とても大切、なはずだ。
そんな日本、首都圏でそして古都鎌倉で
2010年に・・・
それは
たい焼き生誕2世紀目に突入した今年なのだが、
そんな想いとともに
手焼きのたい焼き屋を
開店した僕。
今年ももうあと2ヶ月で
終わりとなるが
強制退職の話や超円高など
景気環境は厳しくなる一方だが
婚活・・という言葉は今年後半に入っても
勢いを失っていない。
男は末期に・・・
あったかいご飯を食べたい・・と
思うからきっと婚活をするんじゃないか・・・
なんて僕、
真剣に思っている。
人の幸せな最期ってなんだろう・・
若い僕だって考える。
そして、それに関わる仕事を選んだつもりだし、
そういう思いで毎日仕事させていただいて
今日のような台風の日でも
ほっとするね、といいながら
来てくれたお客さんがいる・・・
死ぬほど幸せとはこのことかもしれないね、
たとえ数字に反映していない日であっても・・・。
今日来てくれたお客様
ほんとうにありがとうございました。
また明日!!
by taiyaki-namihei
| 2010-10-30 20:19
| なみへいコラム
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