3/6のメニュー・おもひでぽろぽろ
おはようございます!
鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。
今日のメニュー
・つぶしあん ¥150
・ゴマあん ¥170
・抹茶あん ¥200
・焼き栗あん ¥200
昨日は初夏の陽気でしたね。
僕も半袖で焼いてました。それでも暑いくらいでした!
春の花は、小さくて、可憐で、鎌倉らしくて好きです。
今、店に飾っているキャンディータクト、お気に入りです。
(棒付きキャンディーって意味です。かわいい!)

小さい頃、お花屋さんかお菓子屋さんになりたかった僕です。
そして、それからすこし大きくなって・・・
思春期になって、長谷寺から由比ガ浜の風景を見て、
”いつかこの町に住んでみたいな、この町で何か出来たらな・・・”
と思った僕です。
そして、今。
長谷・由比ガ浜で、お菓子屋さんをやっています。
自分が願ったことなのに、なぜかとても不思議で、
自分の意思ではないような気すらするので、もっと不思議です。
よく
「鎌倉だから観光客が多いでしょ」
とか、
「やっぱり観光地だから鎌倉にお店を出したの?」
そう聞かれます。
答えはもちろん、Yes、ではあります。
ただ、観光される方々のお買い上げを中心に
なみへいの経営指針を立てているわけではないのです。
実際、なみへいが売っているのはたい焼きですから、
さほど日持ちのする商品ではありません。
なので、観光客の方は、たいがい、その場で一匹召し上がるか、
食べ歩き用にお一つお求めになります。
なみへいの売り上げを下支えしてくださっているのは、
明らかに地元の方々ですし、
僕たちもそこはうれしい限りです。
なみへいが、鎌倉に観光にいらしている方に提供できるもの。
それは、なみへいという長谷・由比ガ浜の
地元密着型コミュニティースペースで
しばし、足を止めていただき、
長谷や由比ガ浜の方々が楽しそうに
歓談している、古きよき鎌倉の寺町の雰囲気を
お土産に持って帰っていただければいいなぁ、と考えているのです。
一匹の昔ながらのたい焼き、素朴なカキ氷を召し上がっていただきながら・・・
たい焼きの焼きたて感はその場限りかもしれません。
カキ氷も溶けてしまいます。
そこで過ごしたよき思い出も、
ぽろぽろとこぼれるように
忘れてしまうかもしれません、
いつか。
でも、そこがよいのだと思います。
そこが、人間の美しさだと思います。
崩れるかもしれない記憶だからこそ、
一生懸命、旅をしたり・・・
人は出かけてゆくのだと思います。
僕は、そんな人の記憶の中に
長谷・由比ガ浜を・・・
真剣にそんなことを考えています。
とても美しい町ですよ、この町は。
住んで3ヶ月だけど、
外から見ていたときより、もっとそう想う。
そういえば、ちょうど1年前、三鷹にある
”ジブリの森美術館”に行ったっけ。
あそこは、館内では”記念撮影禁止”なんですよね。
その理由もちゃんと明記してあって、
たしか、
”心のカメラで写してくださいね”
というようなメッセージがあったと思う。
正直なところ、道行く観光客の方々をぼーっと眺めていて、
”忙しそうだなぁ、ハードスケジュール”
そうお見受けしてしまう。
特に、日本人のある意味精力的な中高年の方。
せっかく鎌倉までいらっしゃったのになぁ、
ガイドブックや案内看板がなくても
もっと肌で感じて楽しめる鎌倉もあるよ。
時々、そう言いたくなるけど、人の趣味はそれぞれだしね。
僕が、土産物屋を出店したところで、
土産物市場のパイの奪い合いに参加して
もし仮に多少、分があったとしても・・・
それよりももっと別の形で、
観光土産になってほしいと思うなみへい。
それは・・・
「鎌倉に行ってね・・・
由比ガ浜でなみへいって言うたい焼き屋に入ったんだけど・・・」
その話を聞いた人が・・・
由比ガ浜という町に、
由比ガ浜の人々に・・・
好印象を持って、
いつかここに足を運んでくださる。
それが、この町にお店を出させていただいたことへの
一番のお返しかな、
そう思う。
そんな思いを込めて作ったうちのイメージ画。
今月中にも江ノ電・鎌倉駅ホームに掲げられる予定です。

それから追伸
うちのお店は写真撮影は一切禁止しておりませんからね。
ほかのお客様もいらっしゃるので、声だけかけてくださればまったく問題ありません!
いつもそういってくださるお客様、ありがとう!
こんな小さなお店でも、
皆様の思い出のコラージュのワンピースになれば、
本当に本当に光栄です。
ありがとう。
鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。
今日のメニュー
・つぶしあん ¥150
・ゴマあん ¥170
・抹茶あん ¥200
・焼き栗あん ¥200
昨日は初夏の陽気でしたね。
僕も半袖で焼いてました。それでも暑いくらいでした!
春の花は、小さくて、可憐で、鎌倉らしくて好きです。
今、店に飾っているキャンディータクト、お気に入りです。
(棒付きキャンディーって意味です。かわいい!)

小さい頃、お花屋さんかお菓子屋さんになりたかった僕です。
そして、それからすこし大きくなって・・・
思春期になって、長谷寺から由比ガ浜の風景を見て、
”いつかこの町に住んでみたいな、この町で何か出来たらな・・・”
と思った僕です。
そして、今。
長谷・由比ガ浜で、お菓子屋さんをやっています。
自分が願ったことなのに、なぜかとても不思議で、
自分の意思ではないような気すらするので、もっと不思議です。
よく
「鎌倉だから観光客が多いでしょ」
とか、
「やっぱり観光地だから鎌倉にお店を出したの?」
そう聞かれます。
答えはもちろん、Yes、ではあります。
ただ、観光される方々のお買い上げを中心に
なみへいの経営指針を立てているわけではないのです。
実際、なみへいが売っているのはたい焼きですから、
さほど日持ちのする商品ではありません。
なので、観光客の方は、たいがい、その場で一匹召し上がるか、
食べ歩き用にお一つお求めになります。
なみへいの売り上げを下支えしてくださっているのは、
明らかに地元の方々ですし、
僕たちもそこはうれしい限りです。
なみへいが、鎌倉に観光にいらしている方に提供できるもの。
それは、なみへいという長谷・由比ガ浜の
地元密着型コミュニティースペースで
しばし、足を止めていただき、
長谷や由比ガ浜の方々が楽しそうに
歓談している、古きよき鎌倉の寺町の雰囲気を
お土産に持って帰っていただければいいなぁ、と考えているのです。
一匹の昔ながらのたい焼き、素朴なカキ氷を召し上がっていただきながら・・・
たい焼きの焼きたて感はその場限りかもしれません。
カキ氷も溶けてしまいます。
そこで過ごしたよき思い出も、
ぽろぽろとこぼれるように
忘れてしまうかもしれません、
いつか。
でも、そこがよいのだと思います。
そこが、人間の美しさだと思います。
崩れるかもしれない記憶だからこそ、
一生懸命、旅をしたり・・・
人は出かけてゆくのだと思います。
僕は、そんな人の記憶の中に
長谷・由比ガ浜を・・・
真剣にそんなことを考えています。
とても美しい町ですよ、この町は。
住んで3ヶ月だけど、
外から見ていたときより、もっとそう想う。
そういえば、ちょうど1年前、三鷹にある
”ジブリの森美術館”に行ったっけ。
あそこは、館内では”記念撮影禁止”なんですよね。
その理由もちゃんと明記してあって、
たしか、
”心のカメラで写してくださいね”
というようなメッセージがあったと思う。
正直なところ、道行く観光客の方々をぼーっと眺めていて、
”忙しそうだなぁ、ハードスケジュール”
そうお見受けしてしまう。
特に、日本人のある意味精力的な中高年の方。
せっかく鎌倉までいらっしゃったのになぁ、
ガイドブックや案内看板がなくても
もっと肌で感じて楽しめる鎌倉もあるよ。
時々、そう言いたくなるけど、人の趣味はそれぞれだしね。
僕が、土産物屋を出店したところで、
土産物市場のパイの奪い合いに参加して
もし仮に多少、分があったとしても・・・
それよりももっと別の形で、
観光土産になってほしいと思うなみへい。
それは・・・
「鎌倉に行ってね・・・
由比ガ浜でなみへいって言うたい焼き屋に入ったんだけど・・・」
その話を聞いた人が・・・
由比ガ浜という町に、
由比ガ浜の人々に・・・
好印象を持って、
いつかここに足を運んでくださる。
それが、この町にお店を出させていただいたことへの
一番のお返しかな、
そう思う。
そんな思いを込めて作ったうちのイメージ画。
今月中にも江ノ電・鎌倉駅ホームに掲げられる予定です。

それから追伸
うちのお店は写真撮影は一切禁止しておりませんからね。
ほかのお客様もいらっしゃるので、声だけかけてくださればまったく問題ありません!
いつもそういってくださるお客様、ありがとう!
こんな小さなお店でも、
皆様の思い出のコラージュのワンピースになれば、
本当に本当に光栄です。
ありがとう。
by taiyaki-namihei
| 2010-03-06 07:21
| なみへいコラム
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