あったかいたい焼きを あなたに。


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たまには写真を

今日したこと。


うさぎのジュリアンの爪切り。

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草食動物にとって、

このポーズは捕らわれのポーズ。


目を大きく見開いて、心臓が早いです。


伸びてしまった爪をお手入れして。


無事に小屋へ戻っていきました。

ご褒美のドライパイナップルをむしゃむしゃ食べています。


ぬいぐるみのような我が家のアイドルです。
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by taiyaki-namihei | 2011-08-30 13:54 | なみへいコラム | Comments(0)

8月最後の連休

おはようございます。


鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。


なみへいにとって、8月最後の連休をいただいております。

もうすぐ、9月。


なみへいのかき氷も一ヶ月を切るところとなりました。


(なみへいのかき氷は、例年、秋分の日までとしております。)


思い起こせば、今年のかき氷は

4月の横浜そごうでの催事で始まりました。


このお話をいただいたのが

昨年末で、最終的な詰めの内容は

2月中旬に決定したのでした。


まさか、3月の震災のようなことが想像できるはずもなく、

4月、催事を目の前に、僕たちは

「浮かれた感じのする企画に思われないだろうか・・・」

などと大変心配しましたが、

この催事のときに氷を召し上がってくださった方が、

夏、再び、来てくださったりして、

救われたような気がします。


そして、例年より、約一週間遅れではじめた

今年のかき氷・・・

震災を経た今年の流れ的に・・・


去年にもまして、もっと素朴で屋台的で

芸術的なそれとは対極の

ある種、とても敷居の低いかき氷をかきたくなりました。


いまだに、震災でこの真夏にお風呂もあまり

いただけない、僕たちと同じ日本人がたくさんいらっしゃるのです。

その地から離れていて、なにもできないかもしれないけど・・・


なんというか、

芸術とかこだわりというのは、

もっと別の局面で高め、エスカレートさせるべき

もののように感じ、

今は、もっと世間的に連帯感の波のような

感情が広がってほしいな、と思うから・・・


飾らず、素朴で、ほっとするようなかき氷で

なお、夏の記憶に残るような感じ・・・


ちょっと地味だったかもしれませんが、

なみへい2011年のかき氷は

もう、2度とないほど、終始、素朴に徹してきました。


あと一ヶ月・・・

さぁ、本格的にちょっと凝ったものを出そうかな、と

思った瞬間に、台風の接近情報・・・だったり。


しかし、まぁ、あと一ヶ月で終わってしまう氷なので、

9月はパフェ的なものを強化して出したいと思います。



地元との共生ということでいうと、

我が、鎌倉文学館は子供向けの展示になり、

連日、お母さんやおばあちゃんに連れられた子どもたちが

なみへいに遊びに来てくれます。



「ここだよ!ここ!かき氷屋さん!」


おばあちゃんの手を引っ張って、

うれしそうに氷を食べてくれた3年生の女の子。


「去年も、夏休みに文学館に来てね、

帰りにこちらでかき氷をいただいたのが忘れられない、

今日も絶対に行くって、ずーっと言ってたんです。」


と、おばあちゃん。


お二人は、文学館に行くときと、その帰り道と、

2度も氷を召し上がってくださった!



花火大会も縁日もなかった、鎌倉の子どもたちの、

そして、鎌倉を訪れる子どもたちの

夏の思い出になぁれ!


この夏のかき氷は、

よい意味で主体性のない、

ただ、人の想いにフォーカスし、

それを主役に仕立てたかき氷。


僕の故郷の白熊。


本場のそれより2段も3段も素朴だった。


オープン1年目だと「地味な氷、しょぼい氷」

といわれるのが怖くて、

できなかったと思うけど・・・。


ハレの日のレストランがあり、

ストリートフードのようなソウルフードを出す

なじみの駄菓子屋がある。


駄菓子屋の運営は、

実はとても繊細で、切なく、


でも、人の気持ちとシンクロしているから

楽しい。


今の時代に

駄菓子屋の親父をやっている僕は、

「もしかしたら、神様にだまされてやっているんじゃないか?」

そんな感覚にふっと陥る。


それが快感なのかなんなのか、

焼き台の熱さも手伝って、

よくわからなくなるけれど・・・

それが特に激しい手焼きたい焼き屋の

夏の酷暑は、もうそろそろ終わろうとしている。


秋の涼しい風が、

より一層涼しく感じられるのは、

たい焼き屋になったからだろうね。



それでは。
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by taiyaki-namihei | 2011-08-30 12:10 | なみへいコラム | Comments(0)

蓮と白い鳩。 六ヶ月。

こんばんは。

鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。


月曜・火曜と連休をいただきました。


涼しかったここ数日。

久々に鶴岡八幡宮を散歩しました。



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蓮です。

見渡す限り。





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携帯で撮ったのでちと遠いですが、

美しい桃色のつぼみが。


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人間を少しも怖がらない鳩たち。


ぼんやり歩いていると、

本当に極楽へたどり着いてしまったんじゃないか?


そんな気がする空気が、

鎌倉にはあります。



鎌倉が好き、といいながら、

いざ住んでみると仕事に追われ、

寺巡りも、ちょっとしたお散歩もできない僕です。


しばし、頭をからっぽにしてたたずんでいました。











震災が起きて、もうすぐ六ヶ月。


目には見えないけれど、

確実になにかが変わってきているのだろう。



僕が注目している北海道の自然食品店、

まほろば。

全国の自然食品店ランキングの一位に選ばれる、

実際的で支持者の多いお店。


(僕はこちらで販売している
エリクサーという浄水器が欲しいんです。)



そちらのブログで気になった文章。

”福島の悲劇は、半年後から始まる”

http://www.mahoroba-jp.net/blog/2011/08/post_1171.html



こちらの文章の中で、

広島で被爆された医師、肥田舜太郎氏のメッセージが載っている。


唯一の核被爆国の日本。


その恐ろしさを生涯にわたって訴えてこられた氏にとって、

今回の原発の事故、その後の対応は

とても虚しいものだったと想像する。



「先生、私はいつまで生きられますか?」



そんな悲しい質問を、

福島の女の子がしたそうだ。



八幡さまの大銀杏が倒れ、

それでも再生したように、

混乱する日本の中で、

惑わされることなく、

しっかり歩んでいきたいと思う。
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by taiyaki-namihei | 2011-08-23 23:46 | なみへいコラム | Comments(0)

なみへいのお盆。

おはようございます!

鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。

おしらせ。

※8月の営業日・・・月・火曜日を定休日といたします。※

※求人も引き続き募集中です。

詳しくは こちらを。



今日・明日とお休みいただきます。


世間はお盆、ということで。

週末もおじいちゃん、おばぁちゃんから孫まで、

三世代でのご来店や、

久々に集う親戚のお集まりで

丸いちゃぶ台を一家が囲む・・・。


なみへいのちゃぶ台は、ほのぼのと賑わってました。

それだけで、改装した甲斐があったってものです!



印象的だったお客さまのお話。




生いちご氷を召し上がって。

「すごく懐かしい味で感動した!」とご婦人。


「さっき、お盆の迎え火を焚いたばかりなんだけどね。

私が小さい頃、母親が作ってくれた

いちごドリンクの味がぱーっと思い出されて・・・。

涙が出てきたわ・・・。」





この夏、

なみへいにもたくさんの子どもたちが

かき氷を食べに来てくれている。


「おじさん!やっと来れたよ!」

と、去年の氷を覚えてくれている小学生。



生まれて初めてかき氷を目にして、

おっかなびっくりの男の子。


よちよち歩きで、毎日のように食後のデザートとして

食べに来てくれる近所のKちゃん。1歳3ヶ月。


溶けて消えてしまう氷だけれど、

心に染み込んで、

それが一生の夏の思い出になるとしたら・・・。


その一杯、とっても大事ですね。


なみへいのBGM、最近はまた、坂本九さんを流してますが、

子どもたちが


”幸せなら手をたたこう”


にあわせながら、

氷を食べている姿は平和そのもの!




今日は終戦記念日。



波が平和に続きますように、

という屋号、

僕は本当に気に入っているんですよ。
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by taiyaki-namihei | 2011-08-15 11:06 | なみへいコラム | Comments(0)

本日定休日。 求人について。再び。

おはようございます。

鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。


8月は月曜・火曜を定休日とさせていただきます。


遅ればせながら、今月2日発売のYokohama Walker に、

なみへいかき氷、掲載されております。


それも、さっき気づいたのですが、

いちご氷が、小さく表紙にも載ってました。

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ありがとうございます。Yokohama Walkerさん。









先週、おじさんの八百屋さんの記事を書きました。

くわしくはこちらを。


おじさんの八百屋さん、今ではシャッターが閉まって・・・

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実は、あれからたまにおじさんを見かけるのです。


でも、ややこしいことが好きではないおじさんは、

僕とは目を合わせてくれない。

人嫌いってわけではないし、

話しかければやさしく話してくれるんだけども。



自転車で行ったりきたりしている。


そんなところへ、

えれなが話しかけたらしい。


「おじさん、なにしてるの?」


「いざお店を閉めちゃうと寂しくてねぇ。

なんとなく気になって来ちゃうんだよ。」



僕にはおじさんの気持ちがわかるような気がする。


僕もたい焼き屋でたくさんのお客様と接していて、

励まされるし楽しいし、

でも、それは大変な重労働であり、

常にさらされて、気が休まらなかったりすることもある。


僕のように元々内気でナイーブな人間には、

これは慣れなんだろう、とも思うが。


その反面、おじさんのように高齢になったときに

体力と気力がまだ接客に対して

やっていけるぐらいあるのだろうか?


などと考えたりする。


また、僕とおじさんの共通点は、

自分でシャッターをあげなければ、

店が始まらない、ということだろう。





★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ 


僕は、この町で末永く店を続けていきたいと思うし、

「なみへい」という”みんなのちゃぶ台”を

解放し続けたいと思っている。


しかしながら、

一人でやりくりするには限界がある。


今、働いてくれているアルバイトのスタッフたちも

お子さんがいたり、それぞれの事情があって

時間的に、また、やっていただく内容に
限りがあり、

いっぱいいっぱいなので

なみへいでは求人募集をしている。


募集をかけても

鎌倉駅エキチカだと条件は違うのだが

やはり長谷までとなると

時間のやりくりをして

働こうという方々の対象から外れてしまう。


しかしながら、

それはそれで腰を据えて働く人を

中心に考えなさい、という

神様からのサインかもしれない、と思って

この長谷でじっくり腰を据えて働く人を

募集しています。


特に製パン業界でこれまでやってこられた方、

飲食業でやってこられた方。

マネージメントを得意とする方。


つまり、

できれば自立的に

”次はなにをすればいいか”

ということがすばやくキャッチできる方が

来てくださると助かります。


なみへいは小規模店舗のため、

一人の人件費が黒字か赤字かの

損益分岐点になったりします。


殆どの我々のような弱小飲食店は


そのように余裕がないのが欠点ではあります。


しかし、やる気があって、

自立的に動こうという意思の方が

そういった小さな職場を自分の

キャリアのバネにすれば、

それは非常に刺激的で

自分の力で収益がどんどん改善していくのを

体感できるのは

非常に面白いと思います。


「あと三時間あれば・・・」

本当にもう少し人手があれば・・・。

そう思う局面が多く、もったいないなみへいです。







また、それとは別に

片付け・整理整頓・レイアウトが大好きで得意な方の

パートタイムを募集しています。


できれば夕方16~19時くらいの時間で

片付けものや整理整頓のレイアウト作りをお願いできる方を

募集しています。


きっちり19時まででなければ

というわけではありません。


時間というよりは、その方の能力に期待したいと

思います。


今は、僕が業務をやりながら、

あるいは業務を終えた後、

片づけをしていますが、

正直なところ、

体力・気力・時間的にも

限界があるので、

そこの部分を安心して

任せられる責任感ある方で、

自立的に、また、確認しながら

片づけができる方をお願いして

僕も負担を少なくして

時間を大切に使えるようにしたいと思うのです。




質問など、

コメント欄は僕にしか見えませんので

書き込んでいただいても結構です。





初公開!

明日からのベーグルドーナツ、どうかお楽しみに!

日本が一番暑い時期になぜそんな厨房がさらに

暑くなることをやるのか・・・・

と言いたくなりますが、

ドーナツは夏に盛り上がるスイーツ!!


フライヤーなどで機械的なドーナツでなく、

直径42センチの鉄鍋でコツコツと揚げます。


(サイキックな話ですが、オーリングテストの先生たちが

共通しておっしゃるのは、人体にとってよい鍋の素材は、

揚げ物の場合、鉄鍋だそうです。

一般的には熱伝導率のいい銅鍋などがカラっとサクっと、

と言われてますが・・・。

やはり、鍋の素材の違いでおっしゃっているんでしょうね。

なみへいの場合、色々と揚げのテストをしてみた結果、

鉄がいいんじゃないか、という結論で。

たい焼きも鉄の鋳型ですしね。テフロンのものが大多数ですが。)


揚げたての時間の目安を明日のブログで発表したいと思います。




追伸

先日、お弁当でお出しした、ガパオご飯。

ホーリーバジルがたっぷり入っていたということで

大変な反響をいただきました。


「日本でもこんなに新鮮なホーリーバジルが手に入るんですか?」

数人の方からお問い合わせがありました。


ホーリーバジルはデトックス効果が高いということで、

また、代替医療のお医者様が

放射線に特に効果があるハーブとして

香菜とホーリーバジルをあげられている事から

現在、より珍しいホーリーバジルが

レストラン業界でも品薄となっているようです。


お客様の中に、ぜひ、取り寄せたい、という方もいらっしゃり、

取り寄せている農園に問い合わせたところ、

生産量に限界があるので

一般のお客様にはお譲りできかねますが、

なみへい経由であればお出ししますよ、

とのことでした。



なみへいはタイ料理専門店ではありませんが、

(タイ焼き専門店ではあります。)

専門店の方がホーリーバジルを入手できなくなると、

商売あがったりなので

生産者の方々はその辺を非常に気にされております。


うちは長い付き合いなので

(パートナーが料理教室をやってた時からの)

好意的譲っていただいてるのです。


そこで、

あす夕方入荷予定。

確実に木または金曜日にピックアップできる方のみ、

予約を受け付けます。

一束、大きいサイズで¥400です。

(小さいサイズは、クール便のため割高になるのでお願いしてないんです。)

希望の方はコメントください!




それでは。
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by taiyaki-namihei | 2011-08-09 09:14 | なみへいコラム | Comments(0)

なみへいの求人のこと。

こんばんは。

鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。


8月は月・火曜日を定休日とさせていただきます。




僕は非常に運のよい人間だと思う。


たい焼き なみへいもまた運のいい店だと思う。


ちょうどたい焼きが2世紀目に突入する年、

2010年の元日、オープン。


このタイミングに出店できて

ほんとうにラッキーだったと思う。


2009年、たい焼き業界は

たい焼き生誕100周年ということで

マスコミなどでも大いに取り上げられ

盛り上がっていた。



たまたまそんな年の秋、

僕は今の店舗と突然出会ってしまった・・・。


人の結婚に喩えるなら

さながらできちゃった婚、だろう。


僕がたい焼き職人として

成長できたのは・・・


この受身な僕が

成長するのにもっとも必要な

神様からの・・・コウノトリのギフトがあったからだ。



今、たい焼き業界は翳りを見せているようだ。

白いたい焼きのブームも去り、

昨年、およげたい焼きくんのおじさんこと

おやっさんが亡くなってから

テレビでたい焼きが取り上げられることも少なくなり・・・・・


昨年後半以降、その波は一段落して

今年はたい焼き業界、非常に静かだ。


よって昨年後半以降にお店を出した方々は

かなり大変だと思う。

この夏も苦戦されていることだろう。



たい焼きは、駄菓子で一匹百何十円だから、

景気に左右されない

マイペースな商売と思われがちだ。


これは当たっているが・・・

マイペースな商売、ということは・・・


マイペースというよりは、

そのたい焼き職人一代の商売なのだと

僕は最近つくづく思うのである。


たい焼き御三家、

麻布浪花家、人形町柳屋、四谷わかば、

のような、超老舗・有名店は

別だと思うが・・・。


それ以外の個人商店は

そのたい焼き屋のおっちゃん(おにいちゃん)が

たい焼きを焼きながら奏でる何かがないと

お店の存在が凛としてこない。



僕は思う。

たい焼き職人とバーテンダーは似ている。

ともに、一代限りの商売だと思う。


そういった意味で、

手焼きたい焼きの個人商店は

結構景気やご時勢の影響を食らうし、

脇役徹する微妙な人気商売の立ち位置解釈を

うまくアウトプットできなければ

お客さんとの距離感も

保てたり保てなかったり・・・。


とにかく、

バーテンダーに似ているゾ。


酒が飲めず、およそバーに通った経験のない僕だが、

この業界不振の原因を思う度に、

いつもその結論に行きつく。



そういえば、おやっさんこと浪花家の三代目も

どことなく色っぽかったし、

ほっとけない感じだったし、

その、ほどよいいい加減さと、

いざというときの瞬間的な華やかさ・・・。


多くのお客さんは確実に彼目当てに

通っていた。


たい焼き職人修行もまた、

バーテンダー修行のように、

レシピうんぬんではなく、

本来、魅力的な先輩方から

大いに影響を受け、

『らしくなっていく』ものであって

小手先のものは

いざとなれば捨てて

さながら「オリジナルカクテル」

を作るぐらいの

潔さがないと人を魅了するたい焼きは

焼き上げられないのだと思う。


僕は開店以来、一年半以上、

たい焼き職人の求人募集をずっとしているが

一番ありがちな誤解は


”きっちりと期間修行すれば、

なんとか開業できるのではないか?”


という妄想である。



もう、とっくに日本は

そんな時代は卒業しているし、

震災がそれをダメ押ししてしまった。


だから、この夏は

多くのたい焼き店にとって、

非常に過酷なのだろう。



なみへいでは・・・

相変わらず求人募集している。


たい焼き職人とパン職人のポジションでは

若干、上記のような言及部分は異なるが

しかし・・・。


基本は、同じである。

個人商店の場合、

その人がいるから、

お客さんが来てくれる、

その部分のウエイトが震災以降、

高くなっているように思う。


求人の問い合わせのときに、

「接客はできるだけしたくないが、働きたい」

という方もいらっしゃるが、

残念ながら、なみへいにおいては

そういう方は採用を見合わせている。


独立を考えていらっしゃる方は特にだ。



人と酒との間にいないバーテンダーはありえない。

お酒を作るのが好き、だけでは

バーテンダーという職業は成立しないのだ。


酒ではおなかは膨れないので

特にそれが顕著で明快なのだが、

飲食業全般において

これからは技術やノウハウもさることながら、

人、つまりお客様への取り組みというのが、

飲食業界において、

もっとも重要なポイント・・・

僕が勝手に思っているだけでなく、

トレンドが確実にそうなっているし、

飲食業に従事するもの、

また、飲食業を目指す方々に

よりコンシャスになってほしい点・・・。



どんな人がそれを作っているのか

どんな人にそれを出されるのか

お客様はよくみているし、

見ていないようで大変敏感に感じていらっしゃる。



僕も接客して、つまり、エネルギー交換しあって、

刺激をもらい、パワーももらう反面、

疲れることもありますが、

それは確実に僕の人生の肥やしになっているのだと思います。


小資本でもはじめられそうだから、

と考える方には向かない職業ですが、

生涯、人としての感性を豊かに気の長い仕事にしたい、

という方にはこんなご時勢だからこそ

あなたに、そのチャンスが回ってきた、

と言ってあげたい。




色々書きましたが・・・

求人にご関心ある方、一度ご相談ください。

よいご縁を気長に待ちたいと思います。


僕の運が向くことを信じて。



それでは。
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by taiyaki-namihei | 2011-08-02 23:21 | なみへいコラム | Comments(0)

8月は月・火曜日 定休。 さようなら、おじさんの八百屋さん。

おはようございます。


鎌倉 一丁焼き たい焼き なみへい 濱田紳吾です。


おしらせ。

※8月の営業日・・・月・火曜日を定休日といたします。※

※求人も引き続き募集中です。

詳しくは こちらを。



今日・明日と連休いただきます。ご了承ください。




昨日は、わが観音通り商店街にとって、

歴史的な日となりました・・・。


観音通り商店街で、

一番マニアックでアウトローで、

そしてハートフルで人気のあった店が

長い歴史の幕を閉じたのです。





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八百浩さん、というお店の正式名称を知っている人は

殆どいないかもしれません。

うちは、業務用でお野菜をいただいていたので

領収書の記入でその屋号を知っていましたが。


「おじさん、いつからやってるの?」

「百年前からかなぁ。」


壁に営業許可書が張ってあって、

「昭和47年・・・」と書いてあったのを僕は知っている。




井上さん・・・とおっしゃる

そのおっちゃんは、まるで白雪姫に出てくる

七人の小人の一人のような

小柄で、よく見るとフェアリーな澄んだ瞳をしている

いい味なおじさんでした。


おじさんの八百屋には、

冷蔵設備もなく、ただ新鮮な野菜が並んでいるだけ。

そう!

冷蔵庫がないので、品質はお墨付きです!



おじさんの所持品は

配達用のがっしりしたブリジストンの黒自転車。

いつもかぶっている帽子。

暇なときに必ず読書しているため、

持っているらしい単行本。

そして、

灯りが点くと知らなかったライト付き防災AMラジオ。



3月の震災当日、

「停電しちゃったから見えなくて野菜がどこにあるかわからないよ。」

と、困っていたおじさん。


電池式の防災ラジオのライトを、

僕が教えてあげたら、

「あれ、そうなの?便利だねぇ。ありがとう。」

うれしそうに照らしてた。



すごく人懐っこいけど、

ほとんど身の上話をなさらない人だった。

そして、詮索されるのを極端に嫌う人だった。

おじさんの身の上を知っている人は

ほんのほんのわずかだと思う。




7月のはじめ、

いつものように野菜を買いに行ったら、

常連さんとヒソヒソと話してた。


その人は・・・

おじさんが心許していて、

彼のことをある程度知っていそうな。


「・・・いつまでなの?」


「今月いっぱいなの。いちいち言わないよ。

色々言われるの、好きじゃないからさ。」


一瞬耳を疑った。

なぜなら、おじさんの八百屋は、

永遠にこの商店街にあるように錯覚していたから。


考えてみればご高齢だし、

お店はいつか、その幕を閉じるもの。


しかし、夏の暑い日も

冬の凍るような日も、静かに営業し続けてきた、

この独特のお店の空間が

その、いつまでもそこにあるかのような

オーラをつくりあげ、

日本の商店街のお店に必要な

そんなノスタルジーな錯覚で

僕らを満足させてくれていた。



7月の最初にそう耳に挟んだけれども、

本当のことは聞けないままだった。


7月の最終週、最後の一週間、

日に日に、おじさんの店の野菜が少なくなっていった。



7月28日、こっそり尋ねてみた。



「おじさん、野菜少なくなったね。」

「そうね。夏は痛みやすいからね。」



相変わらず、やりすごされてしまった。


我が家では、日々、おじさんの話をしていた。




えれなも、おじさんが大好きだ。


「だって、かわいいじゃん。」


そういって、肩をもんであげたり・・・。


「おじさん、誕生日いつ?あたらしい帽子プレゼントするよ!」


と、えれなに言われ、

「へへ、一月だよ。ありがとうね。」

と、照れながら答えてた。






そして、昨日。


雨で始まった一日、

僕は朝からおじさんのことが気になって仕方なかった。


「もし、今日でおしまいなら、家族みんなでありがとうを言いに行こう!」



19時、

いつもおじさんが店じまいをはじめる頃。


えれながおじさんの様子を見に行ったら、

「すごいいっぱいお客さんがいるよ!!」



19時40分頃、

改めて様子を見に行ったら、

おじさんは残り少ない野菜を片付けていた。



「おじさん、今日はいつまでやるの?」


「朝までやろうかね」


「なんで?」


「今日でおしまいだから。」


おじさんは・・・

ニコっと微笑んだ。


ついに、その時がきたな、

と、僕は悟った。


覚悟してたけどね・・・おじさん。



残り少なくなった野菜から、

玉ねぎやオレンジを買った。

玉ねぎはあるもの全部買った。


買い占めるのが、僕でありたかったから。


えれなは、たくわんを見つけた。

「これください!!」

得意げに言った。

おじさんから買い物できるのが幸せだよ、と

大声で叫んでいるような声だった。


そしたら、おじさんが、

「プレゼントだよ」と。


僕らの選んだ野菜はカゴいっぱいになった。


そして、僕が野菜を探している間、

僕がカゴと反対を向いている間に、

おじさんがそっと、そしてドンドンと、

野菜をつめてくれているのに

僕は敏感なほどに気づいていて

泣けた。



おじさんの店の野菜はほとんどなくなった。





「昔は鎌女の向こうに市場があってさ。

リアカーで引いてくるんだけど、

坂は後ろから押してもらわないと越えられなくてね。

腰を痛めたんだよね。

それが今になってきいてきたよ。」


僕は野菜のかごを家に持ち帰った後、

おじさんに最後の差し入れをしにいった。


寒い冬の夜8時過ぎに、

よくあったかいお茶をつくって持って行った・・・

懐かしい。


「僕の故郷の鹿児島の新茶を煎れたよ。」

「ありがとうねぇ。お世話になります。」


彼は必ず、帽子をとってかなり深々とお辞儀をしてこう言う。

その後、僕らは、軽い晩御飯を食べていたが、

まだ未練があって、

もう一度しつこくおじさんの様子を見に行った。



「おじさん居た?」

えれなのお母さんが聞いた。

「じゃぁ、おにぎり作りましょうね。

でも、今日はアンタが握ったら?」


そういって、手早く塩昆布とさっきもらった

たくわんを切り刻んでくれた。

炊き立ての飯は灼熱の熱さだったが

それを記憶しておこうとばかりに

僕は二つ握って、おじさんに届けた。




今日からおじさんはあそこにいないのだろう。


何かがはじまって、何かが終わる。


店とその町の人の生活の日々は、

すばらしくて、それは人生の大きな記憶でいてくれる。


僕は・・・

なみへい2年目の夏、

こうやっておじさんとお別れしたことを

7月の最後になるたびに、

生涯思い出すことだろう。



ありがとう!おじさん。

お元気で!
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by taiyaki-namihei | 2011-08-01 11:19 | なみへいコラム | Comments(0)

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